2021.05.16

2021年度 全関東学生ジムカーナ選手権大会 試合報告書

去る5月16日(日)に行われました全関東学生ジムカーナ選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:2021年5月16日(日)
開催場所:富士スピードウェイ ジムカーナコース(静岡県)

○試合結果

(男子団体 出場17校)

順位学校名総合タイム
優勝早稲田大学2分54秒605
準優勝芝浦工業大学2分55秒504
3位本塾3分1秒239
4位青山学院大学3分6秒255
5位拓殖大学3分8秒705
6位東京理科大学3分10秒719

(男子個人 出場51人)

順位氏名学校名総合タイム
優勝最上 佳樹早稲田大学56秒742
準優勝下村 渉芝浦工業大学57秒613
3位藤岡 慶早稲田大学57秒663
4位坂田 佳哉本塾58秒114
5位尾形 莉欧中央大学58秒519
6位佐々木 竜也芝浦工業大学58秒578
9位後藤 正太郎本塾1分0秒038
10位渡邉 龍之信本塾1分3秒087

(女子団体 出場5校)

順位学校名総合タイム
優勝日本大学2分21秒04
準優勝聖心女子大学2分46秒19
不成立本塾

(女子個人 出場14人)

順位氏名学校名総合タイム
優勝大沼 すず音早稲田大学1分3秒508
準優勝小林 遼佳日本大学1分6秒264
3位大山 晶子聖心女子大学1分9秒666
6位呉安 真耶子本塾1分14秒980
奥崎 施恩本塾不出走

○戦評

去る5月 16日(日)、富士スピードウェイジムカーナコースに於いて、2021年度全関東学生ジムカーナ選手権大会が開催されました。

選手は選手選考を踏まえ、男子団体の部に坂田 佳哉(環4)、渡邊 龍之信(商3)、後藤 正太郎(商2)、女子団体の部に奥崎 施恩(法3)、呉安 真耶子(環2)の布陣で試合に臨みました。

当日は朝から雨の予報となっており、常に路面が濡れている状態での走行となりました。雨天であっても選手たちは自分の実力を出し切ることができるよう、慣熟歩行から集中して行いました。

 第1ヒート、男子第1走者として出走した渡邊は、冷えたタイヤと路面に上手く対応し、確実にタイムを記録しました。続く第2走者の後藤は、2年生で公式戦初出場の緊張を感じながらも自分の仕事を全うし、好タイムにて全体12位の成績を残しました。続く第3走者の坂田は、高い集中力を維持しながらほぼイメージ通りの完璧な走りに加え、雨天で車が苦手とするサイドターンをきっちりと沈め、全体3位の好成績で午前の走行を終えました。

一方、女子の呉安は、課題であったライン取りを丁寧にこなし、安定した走りでミス無く走行を終え、女子全体で6位のタイムを記録しました。奥崎は事情により不出走となりました。

そして迎えた第2ヒート、雨粒が大きくなり、走行順が後ろになればなるほど路面の状況が悪化しタイムが出にくい状態になりました。男子第1走者の渡邊は、滑りやすい路面で思うような走りができませんでしたが、確実に1秒タイムアップをしました。続く第2走者の後藤も、難しい路面の中、実力を出し切る走りで2秒のタイムアップで全体9位の記録を残しました。そして第3走者の坂田はこの日、最も雨足が強まる中、路面の状況に対応し、限界ギリギリでのアタックを敢行しましたが、タイムアップは果たす事が出来ませんでした。

 女子の呉安は、悪化する路面の特性に上手く車の動きを合わせ、冷静かつ気合の入った渾身の走りで2秒近くのタイムアップとなりました。

 競技を終えて、男子団体の部は 3 位という結果でした。一方、男子個人の部では、坂田が4位という結果を収めることができました。

 本大会では難しい環境の中、2013年以来の実に8年ぶりの団体表彰台となりました。チームとして総合力で勝ち取った慶應らしい戦い方でありましたが、状況への柔軟な対応力を始めとするいくつかの課題が見つかる大会でもありました。

競技は異なりますが、次大会に向け今回の反省を十分に活かしつつ、それぞれが自分の仕事を確実に遂行し、総合力にて確実に結果を残して参る所存です。

 今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

慶應義塾體育會自動車部

主将 坂田佳哉