2019.06.01

令和元年度 全関東学生ジムカーナ選手権大会 試合報告書

去る5月26日 (日)に行われました2019年度全関東学生ジムカーナ選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。

開催日:  令和元年 5月26日 (日)
開催場所: 富士スピードウェイ ジムカーナコース ( 静岡県 )

試合結果

男子団体の部 出場校22校

順位学校名総合タイム
優勝芝浦工業大学3分04秒5
準優勝千葉工業大学3分05秒9
3位日本大学3分08秒2
4位中央大学3分08秒7
5位本塾3分10秒3
6位専修大学3分14秒0
順位氏名学校名タイム
優勝石澤 一哉日本59秒6
準優勝高橋 響芝浦工業1分0秒02
3位川村 隆之中央1分0秒52
4位倉田 祐太郎千葉工業1分0秒85
5位高尾 一成早稲田1分1秒31
6位佐藤 拓実芝浦工業1分2秒15
10位松坂 育弥本塾1分2秒73
15位城戸 峻
本塾1分3秒29
20位法師山 穰本塾1分4秒31

戦評

 去る5月26日(日)、富士スピードウェイ・ジムカーナコースに於いて、2019年度全関東学生ジムカーナ選手権大会が開催されました。

 男子団体の部の選手は、選手選考の結果を踏まえて、城戸 崚(経4)、松坂 育弥(法3)、法師山 穣(理3)という布陣で試合に臨みました。

 大会当日は、5月であるにも関わらず気温が30℃を越し、晴天に恵まれました。例年の全関東ジムカーナの大会とは打って変わって、夏のような暑さへの対応が必要でした。

 路面が午前のうちに既に温まり、第1ヒートからタイヤがグリップすることを前提に、ミスコースやパイロンタッチなどのペナルティのないような走りをするべく、選手たちは朝の慣熟歩行でコース研究を綿密に行いました。

 そして迎えた第1ヒート、男子団体の部第1走者である松坂は、抑えた走りでペナルティなく走り終え、タイムも第1ヒートで全体10位という良い結果を残しました。続く第2走者の法師山は、コース後半のパイロンターンセクションでミスが出てタイムは落ちますが、危なげなく走り切り、第1ヒートでは全体の上位に食い込むタイムを残しました。そして第3走者の城戸もまた、無難な走りでうまくまとめ、第1ヒート全体9位という結果を残しました。

 第1ヒートは選手3人とも堅実な走りをして確実にタイムを残した一方で、他大学ではパイロンタッチやミスコースが相次ぎ、第1ヒートで男子団体結果が残ったのはわずか5校という異例の大会となりました。義塾は男子団体3位で第1ヒートを終え、この良い流れのまま、第2ヒートでのさらなるタイムアップを目指しました。

 午後になると雲は出てきたものの、気温はさらに上がる中第2ヒートを迎えました。第1走者の松坂は、1本目の走行で得られた反省を活かし、気迫のこもった走りを見せ、約1秒のタイムアップを果たし、全体で個人10位の好タイムを記録します。続く第2走者の法師山も、1本目のフィードバックを走りにうまく反映し、大幅なタイムアップに成功しました。そして最終走者の城戸は、気合の入った走りを見せるものの、後半のパイロンターンセクションで失速し、あろうことか最後に痛恨のパイロンタッチをしてしまい、午前の記録を上回ることはできませんでした。

 競技を終えて、結果は男子団体の部5位となりました。1位の芝浦工業大学とは約6秒もの差がついたものの、3位の日本大学や4位の中央大学とは約2秒差と比較的僅差でした。この結果をもって、今大会で最低限の目標としていた全日本ジムカーナへの出場権獲得を達成できたことは大きな収穫でした。一方で、より上位に食い込むことができなかったのは大いに反省すべきであり、パイロンペナルティや他大学との技術力の差など選手としても、そしてチームとしても様々な課題を残す大会でもありました。次大会の全関東学生ダートトライアル選手権大会は、競技こそジムカーナと異なりますが、今大会で得られた反省点を十分に活かすことができます。チーム一丸となって挑戦と成長を続け、万全の準備をして試合に臨んで参る所存です。

 今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。