2019.03.31

平成31年度 全関東学生自動車運転競技選手権大会 試合報告書

去る3月10日(日)に行われました、平成31年度全関東学生自動車運転競技選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。

開催日:平成31年3月10日(日)
開催場所:府中運転免許試験場

試合結果

男子団体の部 出場12校

順位学校名総減点
優勝青山学院大学33
準優勝早稲田大学56
3位中央大学76
4位法政大学82
5位本塾92

(男子小型乗用の部 東) 出場12名

順位氏名(学校名)タイムPT同乗減点タイム減点総減点
優勝山口 宗造(青山学院大学)3分29秒0000000
準優勝矢島 泰雅(明治大学)3分39秒0000000
3位渡辺 拓海(法政大学)3分59秒0000000
4位岸本 将卓(日本大学)4分04秒0000022
8位西野 浩司(本塾・理3)3分55秒00200060

(男子小型乗用の部 西) 出場12名

順位氏名(学校名)タイムPT同乗減点タイム減点総減点
優勝綠川 壹丸(早稲田大学)3分56秒0000303
準優勝岩見 涼平(日本大学)4分01秒0000314
3位俣野 耀太郎(明治大学)4分29秒000001515
4位橋本 眞樹(法政大学)4分14秒10000717
5位高橋 成真(本塾・経3)4分25秒000061319

(男子小型貨物の部 東) 出場12名

順位氏名(学校名)タイムPT同乗減点タイム減点総減点
優勝由利 直輝(本塾・経3)2分9秒0000000
準優勝石澤 一哉(日本大学)2分11秒0000000
3位秋山 真広(明治大学)2分41秒0000000
4位金澤 一哉(青山学院大学)2分47秒0000000
5位高尾 一成(早稲田大学)2分55秒0000000

(男子小型貨物の部 西) 出場12名

順位氏名(学校名)タイムPT同乗減点タイム減点総減点
優勝川村 隆之(中央大学)3分34秒0000000
準優勝渡邉 道理(早稲田大学)3分43秒0000000
3位高尾 直(青山学院大学)4分00秒0000303
4位池谷 知大(立教大学)4分14秒10000710
5位中込 慧太(東京農業大学)4分03秒10006212
6位松坂 育弥(本塾・法3)3分56秒10003013

戦評

 去る3月10日(日)、府中運転免許試験場に於いて、今年度の初戦となる、平成31年度全関東学生自動車運転競技選手権大会が開催されました。

 選手は、男子乗用の部東コースに西野浩司(理3)、西コースに高橋成真(経3)、男子貨物の部東コースに由利直輝(経3)、西コースに松坂育弥(法3)、という布陣で試合に臨みました。

 例年全関東戦では恒例となっていますが、今大会もコースと車両が当日発表となる、いわゆるクローズドコースの形式のもと試合が行われ、選手の技術力に加えて対応力が求められる試合でした。

 練習期間から天候が不安定であり、当日も雨天が懸念されていましたが、朝は快晴のもと開会式が催され、その後雲は出て参りましたが何とか閉会式まで天気はもちました。

 男子団体戦において本塾で最初に出走した由利は、昨年度覇者らしくその実力を遺憾なく発揮しました。接脱缶はなくタイムも他を寄せ付けない完璧な走りを見せ、個人優勝を果たしました。

 由利の作った良い流れの中、続く出走となった西野ですが、緊張からか出走直後に痛恨の缶接を二つ重ねてしまい、幸先の悪いスタートとなりました。その後は持ち直し、何とか基準タイム内に帰ってきましたが、缶接二つが重くのしかかり、結果は個人8位に終わりました。各コースの合計総減点で争われる本大会においては、かなり大きなビハインドを背負う結果となってしまいました。

 続いての出走となる松坂は、公式戦初出場ということもあり、出走前こそ普段と同じような雰囲気だったものの、やはり乗車すると緊張したのか、スタート直後の動きは固くなっていました。そして、1つ目の確認で不覚にも接をしてしまい、直後は若干の焦りが出ていました。その後は気持ちを入れ替え、危なげない走りを見せますが、いつものキレのある走りは影を潜め、序盤の接とタイム減点が響き、順位は個人6位となりました。

 最後の出走となった高橋もまた、公式戦初出場でしたが、持ち前の強心臓で順調にコースを進んでいきました。ところが、慣熟不足により中盤の1輪確で手間取り、タイムロスしてしまいます。それでもその後はリズムを取り戻しますが、タイムは振るわず、途中の接も響き、結果は個人5位と悔いの残る結果になりました。

 今大会は実力をうまく発揮できず、男子団体の部で5位という結果に終わり、昨年度の良い流れを活かすことはなりませんでした。シーズン初戦から課題の多く残る厳しい試合となり、部の掲げる全日本総合杯優勝という目標には現時点のレベルでは遠く及ばないという現実を深く痛感しました。今大会で得られた反省を活かして、部員全員が危機感を持ち、気持ちを引き締め直して今後の活動に臨んで参るとともに、続く大会に向けてチーム一丸となって努力精進して参る所存です。

 今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。