2019.06.30

令和元年度 全関東学生ダートトライアル選手権大会 試合報告書

去る6月23日(日)に行われました2019年度全関東学生ダートトライアル選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。

開催日:令和元年6月23日(日)
開催場所:丸和オートランド那須(栃木県)

試合結果

男子団体の部 出場校22校

順位学校名総合タイム
優勝早稲田大学5分59秒362
準優勝青山学院大学6分02秒660
3位東京大学6分04秒322
4位千葉工業大学6分04秒937
5位法政大学6分05秒330
9位本塾6分13秒240
順位氏名学校名タイム
優勝鷹尾 一成早稲田大学1分57秒337
準優勝平山 瑞樹青山学院大学1分57秒580
3位伊東 拓海千葉工業大学1分58秒275
4位山下 開東京大学1分58秒524
5位田端 仁士法政大学1分58秒419
16位城戸 峻本塾2分2秒991
22位松坂 育弥本塾2分4秒325
29位高橋 成真本塾2分6秒024

戦評

 去る6月23日(日)、丸和オートランド那須に於いて2019年度全関東学生ダートトライアル選手権大会が開催されました。

 大会前日に参加した走行会において、走行中に試合車両が横転するトラブルが発生し、急遽予備車両を試合車両として使用することになりました。また、選手は1名を補欠から繰り上げ、男子団体の部に城戸 崚(経4)、高橋 成真(経3)、松坂 育弥(法3)の布陣で試合に臨みました。

 大会当日、気温は20度前後と過ごしやすかったものの天候は不安定で、午前中は曇りでしたが午後から雨が降ったり止んだりの天気でした。前日の雨と当日午後からの雨の影響で、第1ヒート・第2ヒート共にウェット路面での走行となりました。

 迎えた第1ヒート、男子団体の部第1走者として出走した城戸は、滑りやすい路面の中で抑えるところは抑えながらも、攻めた走りを見せ、2分2秒台と第1ヒートの第1走者中1位の好タイムで続く走者に繋げます。続く第2走者の松坂も、練習の成果を発揮しキレのある走りを見せますが、後半のセクションで失速し、タイムは2分7秒台と少し遅れを取りました。そして第3走者の高橋は、スピード競技初出場でもあったことから、抑えた走りで確実にタイムを残しました。第1ヒートを終え、路面の様子を見ながら第1ヒートの反省を踏まえて入念に慣熟歩行を行いますが、慣熟歩行が終了し第2ヒートが始まる頃に突然激しい雨が降り、乾きかけていた路面は再びウェットに戻りました。

 そして迎えた第2ヒート、小雨の中の出走となった第1走者の城戸は、気迫のこもった走りを見せますが、路面の変化に対応しきれずコーナーで痛恨のハーフスピンをしてしまい、タイムアップは果たせませんでした。続く第2走者の松坂は、路面の悪さを感じさせない攻めた走りを見せたものの、後半セクションの失速が響き、第1ヒートから3秒タイムアップにとどまり、全体22位のタイムとなりました。そして最終走者の高橋は、第1ヒートの反省点や前に出走した選手からの情報をうまく走りに反映し、堅実ながらも思い切りのある走りで第1ヒートから7秒もタイムを縮め、2分6秒台のタイムとなりました。

 競技を終えて、結果は男子団体の部で9位となりました。優勝の早稲田大学とは14秒もの差がつき、入賞圏である6位の専修大学とも7秒の差がありました。前日の車両横転という考え得る中で最大のトラブルを乗り越え、辛うじて全日本戦への出場権を獲得することができました。しかしながら、予備車での出場ということで他大学と車両の差は感じたものの、一方でその予備車ですら完全に扱い切れていない私たちの未熟さを痛感しました。新入生が本格的に部の戦力として活躍し始め、チームとして良い雰囲気の中での今大会の結果は、非常に悔しいものでした。

 来たる全日本戦は、今大会の悔しさをばねに、選手・サポート共に挑戦を続け、より一層チームとして成長してさらなる高みを目指して参る所存です。

  今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。