2020.11.29

2020年度全日本学生自動車運転競技選手権大会試合報告書

去る11月29日(日)に行われました2020年度全日本学生自動車運転競技選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:2019年11月29日(日)
開催場所:警視庁 交通安全教育センター

○試合結果

(男子団体の部 出場11チーム)

順位学校名・チーム名総得点
優勝本塾350
準優勝早稲田大学285
3位立教大学225
4位青山学院大学215
5位明治大学170

(女子団体の部 出場5チーム)

 女子小型乗用の部と女子小型貨物の部の双方を完走した大学がないため、不成立

(男子小型乗用の部A 出場11名)

順位氏名(学校)タイムPT同乗減点総減点
優勝中島 翼(立教大学)4分59秒0000070
準優勝長谷川 将吾(青山学院大学)5分4秒1000577
3位西野 浩司(本塾理4)5分42秒0000081
4位緑川 壹丸(早稲田大学)5分49秒0000085
5位橋本 眞樹(法政大学)5分49秒0000893

(男子小型乗用の部B 出場11名)

順位氏名(学校名)タイムPT同乗減点総減点
優勝法師山 穣(本塾理4)4分26秒0000043
準優勝山口 宗造(青山学院大学)4分28秒00030377
3位中山 将志(早稲田大学)5分0秒2000080
4位俣野 耀太郎(明治大学)6分50秒00005120
5位恩田 雅弘(立教大学)5分42秒10100121

(男子小型貨物の部A 出場10名)

順位氏名(学校名)タイムPT同乗減点総減点
優勝林 紘平(福岡大学)4分40秒0000050
準優勝由利 直輝(本塾経4)4分2秒1010061
3位渡邉 道理(早稲田大学)4分26秒1010073
4位池谷 知大(立教大学)4分56秒0000674
5位河村 隆之(中央大学)4分11秒10102490

(男子小型貨物の部B 出場10名)

順位氏名(学校名)タイムPT同乗減点総減点
優勝松坂 育弥(本塾法4)5分18秒0000072
準優勝鷹尾 一成(早稲田大学)4分58秒10102490

 他8名、タイムオーバーにより失格

(女子小型乗用の部 出場6名)

順位氏名(学校名)タイムPT同乗減点総減点
優勝大沼 すず音(早稲田大学)6分18秒10100129
準優勝奥崎 施恩(本塾法2)T.O.------

 他4名、タイムオーバーにより失格

(女子小型貨物の部 出場5名)

順位氏名(学校名)タイムPT同乗減点総減点
失格呉安 真耶子(本塾環1)T.O.------

 他4名、タイムオーバーにより失格 完走者なし

〇戦評

去る11月29日(日)、警視庁交通安全教育センター(東京都世田谷区)に於いて、2020年度全日本学生自動車運転競技選手権大会が開催されました。本大会は今年度唯一の全日本戦であり、また、全日フィギュア四連覇がかかった重要な大会でした。

選手は選考の結果、男子小型乗用の部Aに西野(理4)、男子小型乗用の部Bに法師山(理4)、男子小型貨物の部Aに由利(経4)、男子小型貨物の部Bに松坂(法4)、女子小型乗用の部に奥崎(法2)、女子小型貨物の部に呉安(環1)という布陣で試合に臨みました。

今大会は、新型コロナウイルス感染予防のため、コースと車両がクローズド且つ、各校時間指定の入れ替え制により全選手が同時出走という形式で行われました。

男子小型乗用の部Aの西野は、丁寧且つ素早い走りを心がけ、タイムこそ伸び悩んだもののペナルティなしの安定した走りで乗り切りました。昨年に続いて出場した男子小型乗用の部Bの法師山は、4分26秒ペナルティなしと他大学を寄せ付けない完璧な走りを魅せました。

男子小型貨物の部Aの由利は、全日本戦4年連続出場し、缶接はしたものの、その後は冷静かつ素早い走りでトップのタイムを残し2位となりました。男子小型貨物の部Bの松坂は、全日本戦初出場ながら落ち着いた走りで、5分18秒脱接なしの好成績を残します。

女子小型乗用の部の奥崎は、懸命な走りを見せるものの、足切りポイント直前で無念のタイムオーバーとなりました。女子小型貨物の部の呉安は、全日本戦初出場、クローズドコースでの初の大会という中で、必死の走りを見せますが、コース終盤でタイムオーバーとなりました。

以上の結果をもって、乗用で法師山、貨物で松坂が個人優勝を獲得し、貨物で由利が準優勝、乗用で西野が3位入賞という結果になりました。

そして、順位ポイントの合計で350点となった本塾は、2位の早稲田大学の285点に大差をつけて念願の男子団体の部、優勝を成し遂げました。

女子団体の部では、選手2名がタイムオーバーとなったため惜しくも団体不成立となりました。

本大会は、タイムオーバーが続出する、近年まれに見る難コースでしたが、男子団体選手全員が3位以内に揃える、慶應らしい、強いチーム力で優勝を勝ち取りました。

今年度は、新型コロナウイルスの影響で他の学連戦が全て中止となり、本大会が唯一の学連戦、全日本戦でした。4年以下、部員一同非常に辛く苦しい日々でしたが、今大会で実力を存分に発揮し、優勝という最高の結果を収められたことは、部員・監督コーチ・OBOG・平素より応援してくださっている関係者の皆様の努力の賜物であると自負しております。

今年度の試合は残すところ、12月5日に開催される早慶対抗ジムカーナ定期戦と12月19日に開催されるジムカーナ記念大会の2つとなりました。

今後とも、変わらぬご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

慶應義塾體育會自動車部

主将 松坂育弥