2023.02.22

2022年度 全日本学生自動車運転競技選手権大会 試合報告書

去る11月20日(日)に行われました2022年度 全日本学生自動車運転競技選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。

開催日:令和4年11月20日(日)

開催場所:鈴鹿サーキット 西パドック

○試合結果

(男子団体の部 出場16校)

順位学校名総得点
優勝中央大学350
準優勝早稲田大学330
3本塾310
4位立教大学255
5位広島大学211

(女子団体の部 出場8校)

順位学校名総得点
優勝早稲田大学200
準優勝本塾160
3位立教大学130
4位青山学院大学70
5位法政大学70

(男子小型乗用の部A 出場16人)

順位学校名選手タイム同乗減点総減点
優勝早稲田大学中野 龍太5’09”000065
準優勝中央大学水口 来夢5’15”000068
3本塾小野 徳馬 (文4)5’17”000574
4位広島大学那須 照英6’01”3000121
5位立教大学星野 光海6’04”1015127

(男子小型乗用の部B 出場16人)

順位学校名選手タイム同乗減点総減点
優勝早稲田大学柳内 滉洋4’08”000337
準優勝本塾後藤 正太郎(商3)4’00”100040
3位中央大学中村 優斗4’54”000057
4位立教大学我妻 優宇5’09”000368
5位法政大学田代 潤4’44”2018100

(男子小型貨物の部A 出場16人)

順位学校名選手タイム同乗減点総減点
優勝中央大学渡邉 知成5’23”000072
準優勝本塾菰田 千也 (経4)5’41”000081
3位早稲田大学近藤 怜5’50”100398
4位立教大学岩瀬 直也6’59”1003133
5位立命館大学宮西 怜7’46”0003146

(男子小型貨物の部B 出場16人)

順位学校名選手タイム同乗減点総減点
優勝中央大学尾形 莉欧4’32”000349
準優勝本塾渡邉 龍之信(商4)5’05”000063
3位青山学院大学宮田 晃希6’03”000395
4位立教大学島垣 瑠成6’14”10012119
5位早稲田大学大矢根 洋6’19”00030130

(女子小型乗用の部 出場9人)

順位学校名選手タイム同乗減点総減点
優勝早稲田大学石山 萌乃5’19”000373
準優勝本塾早川 杏樹 (経2)5’05”2010103
3位青山学院大学林 史華5’44”4028170
4位立教大学田中 杏菜7’08”1115179

(女子小型貨物の部 出場7人)

順位学校名選手タイム同乗減点総減点
優勝早稲田大学小林 眞緒5’54”000087
準優勝本塾井上 智尋(総2)6’31”3030196
3位法政大学吉川 萌衣7’07”90318292
4位立教大学飯島 季美花7’00”42366326

○戦評

去る11月20日(日)、鈴鹿サーキット西パドックにて2022年度全日本学生自動車運転競技選手権大会が開催されました。

今大会は、優勝すれば全日本総合杯獲得が決まる大事な一戦であり、部員全員の力を結集して必ず優勝をつかみ取るのだという強い想いと共に戦う試合となりました。

事前の選手選考の結果、男子小型乗用の部Aに小野 徳馬(文4)、男子小型乗用の部Bに後藤 正太郎(商3)、男子小型貨物の部Aに菰田 千也(経4)、男子小型貨物の部Bに渡邉 龍之信(経4)、女子小型乗用の部に早川 杏樹(経2)、女子小型貨物の部に井上 智尋(総2)が出場しました。

過去2年間の全日本フィギュアは、時間による入れ替え制やクローズドコースの採用、同乗審判が同乗しないといった感染症対策の影響を大きく受けてきました。しかし今年はこれらの規制がほぼすべて緩和され、いよいよ従来と同様の全日本フィギュアを迎えることができました。

男子小型乗用の部Aの小野は、ノン接という基本に忠実な走りをすることはできましたが、何度か修正が必要になるという状況に苦しめられて3番手でのゴールとなってしまいました。男子小型乗用の部Bの後藤は、どのライバルよりも速いタイムでゴールすることができたものの、接1を記録してしまったことで総減点では惜しくも2位に終わりました。女子小型乗用の部の早川は女子トップという優れたタイムを記録しましたが、惜しくも脱接減点により優勝を逃してしまうという悔しい結果となりました。

男子小型貨物の部Aの菰田は、接脱缶・同乗減点0という見事な走りで逃げ切りを決めるかと思われましたが、最終走者の選手にタイムで上回られてしまったことで惜しくも準優勝となりました。男子小型貨物の部Bの渡邉は、菰田と同様に接脱缶・同乗減点0という走りで暫定1位となっていましたが、他の走者が車両トラブルにより再出走したところタイムで上回られてしまい、こちらも悔しい準優勝となりました。女子小型貨物の部の井上は練習期間を経て飛躍的な成長を感じさせる走りを見せ、優勝こそ逃しましたが準優勝という結果となりました。

以上の結果から、本塾は男子団体の部では順位ポイント310点で第3位、女子団体の部では順位ポイント160点で準優勝となりました。

大会6連覇、そして全日本総合杯獲得が期待されていた中でこのような不甲斐無い結果となってしまったことは大変悔しくてなりません。自分たちに足りなかったものや他大学が持つ強みを研究し、来年以降に活かしていく姿勢が求められることを認識して活動を行ってまいります。

今年の試合はまだこれで終わりではなく、2週間後には伝統の早慶戦を控えております。全部員が出走する文字通りの総力戦である早慶戦は、1年間培ったチーム力が試される場でもあります。短い練習期間ですが、宿敵早稲田に勝利して早慶戦4連覇を達成し、有終の美を飾れるように全力で戦いきる所存です。

今後とも、自動車部に変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

慶應義塾體育會自動車部

主将 小野 徳馬