2018.05.13

平成30年度 全関東学生ジムカーナ選手権大会

去る5月13日(日)に行われました平成30年度全関東学生ジムカーナ選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成30年5月13日(日)
開催場所:富士スピードウェイ・ジムカーナコース(静岡県)

試合結果

男子団体の部 出場22校

順位 学校名 総合タイム
優勝 法政大学 3分01秒50
準優勝 中央大学 3分02秒24
3位 千葉工業大学 3分02秒66
4位 青山学院大学 3分04秒15
5位 専修大学 3分04秒78
10位 本塾 3分17秒00

男子個人の部 出場66名

順位 氏名 学校名 総合タイム
優勝 馬場悠太朗 本塾 54秒93
準優勝 廣瀬 正典 中央 55秒70
3位 平川 慶一 早稲田 57秒53
4位 松澤 貴裕 青山学院 57秒81
5位 杉江 優 本塾 58秒39
6位 樫谷 達朗 法政 58秒66
66位 近藤 有理 本塾 1分23秒68

女子個人の部 出場9名

順位 氏名 学校名 タイム
優勝 久保田 凛 法政 1分03秒50
準優勝 安武 優希 本塾 1分05秒35
3位 末吉 史佳 聖心女子 1分06秒53
4位 稲垣 優菜 法政 1分08秒35
5位 城越 明日香 早稲田 1分10秒03

戦評

去る 5月13日(日)、富士スピードウェイジムカーナコースに於いて、平成30年度全関東学生ジムカーナ選手権大会が開催されました。

選手は選手選考を踏まえ、男子団体の部に馬場悠太朗(商4)、近藤有理(理4)、杉江優(環4)、女子個人の部に安武優希(理4)の布陣で試合に臨みました。
当日は午後から大雨の予報となっており、路面が乾いたコンディションで走行できるのは午前のみとなり、第1ヒートがとても重要になりました。選手たちは1本目で自分の実力を出し切ることができるよう、朝のコース研究から集中して慣熟歩行を行いました。

第1ヒート、男子第1走者として出走した杉江は、冷えたタイヤと路面に上手く対応し、全チームの第1走者の中でトップタイムを記録しました。続く第2走者の近藤は、公式戦初出場の緊張からか、あろうことかミスコースをしてしまい記録を残すことができませんでした。一方、第3走者の馬場は、小雨が降り始め、ベストコンディションではありませんでしたが、高い集中力を維持しながらほぼイメージ通りの完璧な走りに加え、路面に合わせて選択したタイヤも功を奏し、全選手中のトップタイムを叩き出し、チームに勢いを取り戻しました。ただし、午前の走行を終えた時点で、団体戦としての記録は残りませんでした。
一方、女子の安武は、課題であったサイドターンセクションでは精度を欠きましたが、安定した走りでミス無く走行を終え、女子全体で2位のタイムを記録しました。

そして迎えた第2ヒート、大雨の中、路面のコンディションは完全にウエット状態になりました。男子第1走者の杉江は、滑りやすい路面で思うような走りができませんでした。続く第2走者の近藤も、濡れた路面に対応しきれずスピンをしてしまい、記録こそ残ったものの、本来の実力を出し切ることができませんでした。そして第3走者の馬場はさらに雨足が強まる中、路面の状況に対応した走りを見せたものの、タイムアップは果たせませんでした。

女子の安武も、雨で濡れた路面の特性に対応しきれずタイムアップを果たせませんでした。

競技を終えて、男子団体の部は 10 位という結果でした。一方、男子個人の部では、馬場が優勝、杉江が 5 位入賞、女子個人では安武が準優勝という結果を収めることができました。

本大会では団体優勝を目指していましたが、結果は厳しいものとなりました。チームとして勝利を掴むため、チームに何が不足していたのかということを見つめ直す必要があります。
一方、個人では男子選手3名のうち 2 名が入賞、女子も準優勝と 8 月に控える全日本学生ジムカーナ選手権大会へ向けて望みが持てる内容となりました。

次大会は全関東学生ダートトライアル選手権大会です。競技は異なりますが、今回の反省を十分に活かしつつ、本年度の年間スローガンである「人事を尽くす」を遂行し万全の準備を整えて臨んで参る所存です。

今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。