2017.08.20

平成29年度 全日本学生ジムカーナ選手権大会

去る8月20日(日)に行われました平成29年度鈴鹿市長杯全日本学生ジムカーナ選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成29年8月20日(日)
開催場所:鈴鹿サーキット国際南コース(三重県)

試合結果

男子団体の部 出場32校

順位 学校名 総合タイム

男子個人の部 出場96名

順位 氏名 学校名 タイム

女子個人の部 出場11名

順位 氏名 学校名 タイム

戦評

去る8月20日(日)、鈴鹿サーキット国際南コースにて鈴鹿市長杯全日本学生ジムカーナ選手権大会が開催されました。選手は全関東戦と同様に、男子団体の部に新関(経4)、鈴木(商4)、清水(理4)、女子個人の部に安武(理3)の布陣で試合に臨みました。今年のスピード競技最終戦で有終の美を飾りたいという強い決意で、部員一同が臨んだ試合でありました。

迎えた第1ヒート、第1走者の新関は慣熟歩行を活かしたイメージ通りの走りで、チームに勢いをもたらします。バトンを受け取った清水は果敢に攻める走りをみせつつも、ストレートのブレーキングミスでタイムロスをしてしまいます。第3走者の鈴木は選手2名からの情報を活かしてトップクラスの好タイムを記録します。また、女子の安武はEP82の非力なパワーを全開で使いながら、他校がサイドターンで失敗するのを尻目にクレバーな走りで上位につけます。

午前の走行での反省を踏まえて、手応えを感じた選手らは、午後の第2ヒートでアタックできるよう、しっかりとした慣熟歩行を行いました。

そして第2ヒート、第1走者の新関は猛暑で熱ダレしたタイヤをコントロールしきれず、S字コーナーでクリッピングポイントを外してしまい、午前からタイムアップを図れませんでした。続く清水は午前から1秒タイムアップをしますが、ベースラインの19秒台には乗せることができませんでした。そして最終走者の鈴木も、熱ダレするタイヤに苦戦、サイドターンの精度も上がらず、午前からのタイムアップに失敗しました。一方、女子の安武は堅実なライン取りで確実にタイムを残し、個人3位を勝ち取りました。

結果は男子団体の部が8位、鈴木が個人5位、安武が個人3位となりました。言うまでもなく、優勝を目指して臨んだ試合でありましたが、練習量、練習の質、そしてサイドターンの精度で他校より劣っていたのが敗因であります。女子の安武は非力ながらも小回りのきくEP82の特性を活かしたライン取りをトレースできた結果の3位と言えます。

本大会の結果を通じて、他校とのジムカーナにおける実力差が明白になりました。今年のスピード競技は本大会にて終了しましたが、来年度のスピードシーズンを早くから見据え、本大会の反省をしっかりと引き継ぐ次第です。また、来たるフィギュアシーズンにおいて、この悔しさを晴らせるよう全力で取り組んで参ります。今後とも自動車部への変わらぬご支援、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。