平成29年度 全関東学生ダートトライアル選手権大会
去る6月25日(日)に行われました平成29年度全関東学生ダートトライアル選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。
記
開催日:平成29年6月25日(日)
開催場所:丸和オートランド那須(栃木県)
試合結果
男子団体の部 出場15校
順位 | 学校名 | 総合タイム |
---|---|---|
優勝 | 早稲田大学 | 5分39秒81 |
準優勝 | 法政大学 | 5分47秒22 |
3位 | 東海大学 | 5分48秒01 |
4位 | 本塾 | 5分48秒11 |
5位 | 中央大学 | 5分52秒74 |
6位 | 千葉工業大学 | 5分53秒23 |
男子個人の部 出場45名
順位 | 氏名 | 学校名 | タイム |
---|---|---|---|
優勝 | 齊藤 周太 | 早稲田 | 1分52秒17 |
準優勝 | 小倉 輝 | 東海 | 1分53秒35 |
3位 | 森田 真 | 早稲田 | 1分53秒49 |
4位 | 平川 慶一 | 早稲田 | 1分54秒15 |
5位 | 相川 壌 | 東京 | 1分54秒2 |
6位 | 阿部 雅也 | 明治 | 1分54秒31 |
7位 | 鈴木 大介 | 本塾 | 1分54秒85 |
・ | ・ | ・ | ・ |
9位 | 馬場 悠太朗 | 本塾 | 1分55秒29 |
・ | ・ | ・ | ・ |
17位 | 新関 孝一 | 本塾 | 1分57秒97 |
女子団体の部 出場3校
順位 | 学校名 | 総合タイム |
---|---|---|
優勝 | 法政大学 | 4分06秒27 |
準優勝 | 本塾 | 2分21秒33 |
3位 | 東京農業大学 | 2分24秒23 |
女子個人の部 出場9名
順位 | 氏名 | 学校名 | タイム |
---|---|---|---|
優勝 | 石井 与詩乃 | 千葉工 | 2分00秒88 |
準優勝 | 久保田 凛 | 法政 | 2分01秒8 |
・ | ・ | ・ | ・ |
4位 | 安武 優希 | 本塾 | 2分08秒11 |
・ | ・ | ・ | ・ |
6位 | 関川 なつ美 | 本塾 | 2分13秒22 |
戦評
去る6月25日(日)、丸和オートランド那須に於いて平成29年度全関東ダートトライアル選手権大会が開催されました。選手は選手選考を踏まえ、男子団体の部に新関(経4)、鈴木(商4)、馬場(商3)、女子団体の部に安武(理3)、関川(経2)の布陣で試合に臨みました。本大会は全関東大会を締めくくる、全関東最終戦であるため、部員一同気合を込めて挑んだ試合でありました。
懸念していた雨はほとんど降らず、第1ヒートはハーフウェット路面、午後の第2ヒートは所々ドライ路面が見え始める、そのようなコンディションのもと、競技は進行しました。
迎えた第1ヒート、男子の第1走者として出走した新関は、堅実な走りでタイムを残し第2走者の馬場へバトンを繋げます。続く第2走者の馬場は、スピード競技初出場の緊張感も相まってか、S字区間でハーフスピンしてしまい、記録こそ残ったものの、大きくタイムロスをしてしまいました。そして第3走者の鈴木は日ごろの練習の成果と抜群のセンスで56秒台の好タイムを叩き出し、チームを鼓舞しました。
一方、女子は安武、関川共にダートトライアル初出場でしたが、両者共にそれを感じさせない練習通りの走りを魅せました。第1走者の安武は、手探りながらもセオリー通りの堅実な走りでまとめ上げ、第2走者の関川も同様に実力の範囲内で基本に忠実な走りをみせ、第1ヒートを締めくくりました。
そして午後の第2ヒート、男子第1走者の新関は午前の走行から約5秒のタイムアップで57秒台に乗せます。続く第2走者の馬場は、迷いを振り切り集中力を限りなく高めた素晴らしい走りで、午前から大幅アップの55秒台に乗せます。そして最終走者の鈴木はドライタイヤを選択し、渾身のタイムアタックに臨みました。しかし、スタートして間もない島回りセクションにて痛恨のタイムロスをしてしまい、54秒台という好タイムを記録したものの、鈴木本来の実力は影を潜める結果となりました。
午後の女子第1走者の安武は、午前の走行での反省を活かしたクレバーな走りで5秒もアップし、関川に繋げます。第2走者の関川もダート初出場の2年生とは思えない、午前比で3秒アップの見事な走りをみせました。
競技を終え、団体順位としては男子が4位、女子が準優勝の結果となりました。男子団体においては3位との差が0.1秒、2位との差が0.9秒となり、スピード競技の繊細さ、そして勝負に勝つことの難しさを部員一同身に沁みて感じました。一方の女子は団体で準優勝となり、日頃の鍛錬や車両整備の積み重ねが良い結果をもたらしたものに他なりません。
本大会は、男子は表彰台に手が届くところまで来ていただけに、非常に悔しい結果となりました。全関東戦は本大会にて終えましたが、来たる全日本戦ではこの歯痒さを晴らすべく、チームに今不足しているものを見つめ直して部員一丸となって臨む所存です。
今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。