2016.11.20

平成28年度 全日本学生自動車運転競技選手権大会

去る11月20(日)に行われました、平成28年度全日本学生自動車運転競技選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成28年11月20日(日)
開催場所:日通自動車学校杉並校(東京都杉並区)

試合結果

男子団体の部

順位 学校名 総合ポイント
優勝 中央大学 340
準優勝 慶應義塾大学 325
3位 青山学院大学 305
4位 明治大学 247
5位 東海大学 222

男子団体戦 小型乗用の部A 出場17名

順位 氏名(学校名) タイム PT 同乗減点 タイム減点 総減点
優勝 池本 康之助(青山学院大学) 4分02秒 0 0 0 0 0 1 1
準優勝 羽生 岳史(中央大学) 3分46秒 0 0 0 0 3 0 3
3位 澤口 拓斗(東海大学) 4分10秒 0 0 0 0 0 5 5
4位 廣田 高嶺(関西学院大学) 4分35秒 1 0 0 0 0 18 28
5位 朝町 文啓(同志社大学) 5分13秒 0 0 0 0 6 37 43
7位 馬場 悠太朗(慶應・商2) 3分56秒 3 0 1 0 0 50 50

男子団体戦 小型乗用の部B 出場17名

順位 氏名(学校名) タイム PT 同乗減点 タイム減点 総減点
優勝 近藤 貴之(慶應・理4) 3分55秒 0 0 0 0 6 0 6
準優勝 川谷 勢矢(中央大学) 4分09秒 0 0 0 0 6 5 11
3位 榎並 敬太(明治大学) 5分06秒 0 0 0 0 0 33 33
4位 塚越 直誠(日本大学) 5分40秒 0 0 0 0 0 12 62
5位 松澤 貴裕(青山学院大学) 5分31秒 1 0 0 0 15 46 71

男子団体戦 小型貨物の部A 出場17名

順位 氏名(学校名) タイム PT 同乗減点 タイム減点 総減点
優勝 針山 朋泰(慶應・総4) 3分57秒 0 0 0 0 0 0 0
準優勝 仲田 大樹(中央大学) 3分59秒 0 0 0 0 0 0 0
3位 中山 凱史(明治大学) 4分19秒 0 0 0 0 0 10 10
4位 上野 冬馬(青山学院大学) 4分16秒 2 0 0 0 3 8 31
5位 吉川 俊輔(関西学院大学) 5分11秒 0 0 0 0 0 36 36

男子団体戦 小型貨物の部B 出場17名

順位 氏名(学校名) タイム PT 同乗減点 タイム減点 総減点
優勝 宮下 敬(中央大学) 3分23秒 0 0 0 0 0 0 0
準優勝 奥山 将(青山学院大学) 3分35秒 0 0 0 0 0 0 0
3位 高橋 幸輝(慶應・経2) 3分16秒 0 0 0 0 3 0 3
4位 長谷川 亮太(法政大学) 4分05秒 0 0 0 0 3 3 6
5位 喜多 洋行(明治大学) 4分23秒 0 0 0 0 0 12 12

女子個人戦 小型貨物の部 出場10名

順位 氏名(学校名) タイム PT 同乗減点 タイム減点 総減点
優勝 山下 和歌子(青山学院大学) 3分48秒 1 0 0 0 3 0 13
準優勝 安武 優希(慶應・理2) 4分57秒 0 0 0 0 0 29 29
3位 吉川 瑠美(東京農業大学) 4分26秒 0 0 0 0 18 13 31
4位 太田 晶子(中央大学) 4分40秒 0 1 0 0 0 20 40
5位 末吉 史佳(聖心女子大学) 6分00秒 0 0 0 0 6 60 66

戦評

去る11月20日(日)、日通自動車学校杉並校に於いて、平成28年度全日本学生自動車運転競技選手権大会が開催されました。

選手は、先の五大学フィギュアの結果とコースの特性を考慮の上、小型乗用の部Aに馬場(商2)、Bに近藤(理4)、小型貨物の部Aに針山(総4)、Bに高橋(経2)、また女子貨物の部に安武(理2)という布陣で試合に臨みました。

大会当日は快晴でしたが、前日の雨の影響でコースの一部に歪みや剥がれがあり、個人の適応力が求められる展開でもありました。

チーム1番手は貨物Bの高橋でした。高橋は同種目の他校のライバルの中でも1番手ということもあり、高橋の走りが他大学の照準になります。そのような注目の中、高橋は練習の成果を十分に発揮し、他大学を寄せ付けないタイム内ノン接の圧倒的な走りを見せました。ところが、痛恨の同乗減点をしてしまい、総減点3点(個人3位)となりました。

次に、貨物Aの針山が出走しました。コース上の不具合に対応するため、本番直前に通り方を変更する適応力で極力タイムロスを抑え、タイム内ノン接の総減点0で個人優勝を勝ち取りました。

チーム3番手は乗用Aの馬場でした。全日本戦初出場の緊張からか、練習の成果を十分に発揮できず、痛恨の接3缶1をしてしまい、同種目個人6位と沈んでしまいました。

そうした中、チーム4番手の近藤は、優勝への望みをつなぐべく、他校を寄せ付けないタイム内ノン接の完璧な走りを見せ、見事個人優勝を果たしました。この結果、近藤は2年生から3年連続の全日本フィギュア個人優勝という、平成以降の大会では初となる快挙を達成しました。

チーム最後の出走は女子の安武でした。昨年に引き続き2回目の全日本フィギュア出場でしたが、この1年の成長は著しく、男子に負けないハンドリングと車両感覚、そして抜群の試合感で自己ベストタイムを更新してのノン接という素晴らしい走りを見せ、個人準優勝を果たしました。

今大会が我々4年生にとっては最後の試合であり、男子団体の部において、全日本総合杯獲得に手が届くところまで来ていましたが、あと一歩のところで全日本フィギュアも総合杯も準優勝という結果に甘んじてしまいました。悔しい結果となってしまったのは、チーム力不足に因るものと痛感しています。この3週間、大会に備えて全力で取り組んできましたが、どこかに詰めの甘さがあったことを、選手のみならずサポートも含めたチームとして反省していく必要があります。この悔しい思いを胸に、来年に向けて既にチームは新体制となって準備を始めています。これからもチームは進化し、今年成し得なかった全日本総合杯獲得のため、一層の精進をして参る所存です。

今後とも自動車部に一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。