2015.06.28

平成27年度 全関東学生ダートトライアル選手権大会

去る6月28日(日)に行われました平成27年度全関東学生ダートトライアル選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成27年6月28日(日)
開催場所:丸和オートランド那須

試合結果

男子団体の部 出場15校

順位 学校名 総合タイム

※男子団体戦は選手3人それぞれのベストタイムの合計で順位が決定されます。
男子個人の部 出場53名 内オープン枠8名

順位 氏名 学校名 タイム

戦評

去る6月28日(日)、丸和オートランド那須に於いて、平成27年度全関東学生ダートトライアル選手権大会が開催されました。

選手は、昨年の全関東、全日本ダートへの出場経験のある主将の佐野(理4)に加え、選手選考会で安定したタイムを出した針山(総3)と若杉(経3)が選ばれました。

朝の天候は晴れでしたが、深夜に降った雨の影響でコースの所々にはまだ水たまりがある状態でウェット路面でした。従って午前の1本目は、ミスをせず堅実にタイムを残すことを目標にし、2本目に勝負をかけるというチーム戦略としました。第一走者の針山は、好タイムを記録し、第一走者1本目終了時で個人1位となり、チームに勢いをつけました。しかしながら続く若杉は、黄旗を赤旗と見間違えてスローダウンしてしまうという痛恨のミスを犯してしまい結果が残りませんでした。最終走者の佐野は、気負い過ぎもあったか、本来の自分の走りをすることができませんでした。午前終了時で3人の合計タイムが残らなかったため、団体順位がつかない結果となってしまいました。

午後の走行が始まり、雨も降らず砂利もはけてきたため、予想通りの2本目勝負という状況となって各校が大幅にタイムアップをしてきました。第一走者の針山は午前に引き続き堅実な走りではありましたが、1本目に比べて大きなタイムアップとはなりませんでした。続く若杉は午前の記録が残っていない重圧にも負けず、イメージトレーニングをしっかり行って集中した走行ができタイムを残しました。最終走者の佐野は出走直前の大学が横転してしまい、その処理に大きな時間がかかりましたが、集中力を切らさず、自分らしいラインを意識した走りをすることができ、4秒のタイムアップとなりました。結果は団体戦4位となりました。個人戦では、針山が7位、若杉が18位、佐野が10位でした。

今大会は、路面に対して最適なタイヤを使用できなかったことも一つの敗因と考えられます。チームの動きは新入生の動きを含めて、本年一番の動きでありました。あとは個々の選手がいかに自分自身を高めていくことができるかということが今後の大会にかかってくるように思います。これですべての全関東戦を終えましたが、出し切れなかった実力を全日本戦では出せるようなチーム作りを行い、チーム一丸となって全力で臨んでいく所存です。

今後とも自動車部に一層のご指導ご鞭撻を賜ります様宜しくお願い申し上げます。