2014.03.22

平成26年度 全関東学生自動車運転競技選手権大会

平成26年度 全関東学生自動車運転競技選手権大会 試合報告書
去る3月22日(土)に行われました平成26年度全関東学生自動車運転競技選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成26年3月22日(土)
開催場所:多摩コース自動車教習所

試合結果

男子団体戦 出場校11校

順位 学校名 総減点
優勝 早稲田大学 67
準優勝 青山学院大学 71
3位 日本大学 87
4位 本塾 95
5位 東海大学 302
6位 明治大学 460

※男子団体戦は乗用の部2名、貨物の部2名の計4名の総減点で競われます。
男子団体戦 小型乗用の部 東 出場選手11名

順位 氏名 学校名 タイム 同乗 PT 総減点
優勝 戸田敬介(理4) 本塾 3分6 0 0 0 0 0 0
優勝 白井智也 早稲田 3分6秒 0 0 0 0 0 0
3位 眞野目農 中央 3分12秒 0 0 0 0 0 0
4位 田中佑太 法政 3分34秒 0 0 0 0 30 0
5位 椎野弘樹 青学 2分38秒 0 0 0 3 0 3

男子団体戦 小型乗用の部 西 出場選手11名

順位 氏名 学校名 タイム 同乗 PT 総減点
優勝 河田駿 青学 4分14秒 1 0 0 0 0 17
準優勝 佐野勝也(理3) 本塾 4分22 2 0 1 0 0 51
3位 鮎川一樹 日本 4分55秒 1 0 1 3 0 61
4位 杉崎裕一 早稲田 4分55秒 3 0 0 9 0 67
5位 国分亮祐 千葉工 5分26秒 3 3 1 12 0 165

男子団体戦 小型貨物の部 東 出場選手11名

順位 氏名 学校名 タイム 同乗 PT 総減点
優勝 寺田倫康 日本 3分18秒 0 0 0 0 0 0
準優勝 原田和樹 早稲田 3分25秒 0 0 0 0 0 0
3位 五十嵐将司(理3) 本塾 3分33 0 0 0 0 0 0
4位 新堀智之 青学 3分45秒 0 0 0 0 0 0
5位 金子良太 明治 4分21秒 0 0 0 3 0 11

男子団体戦 小型貨物の部 西 出場選手11名

順位 氏名 学校名 タイム 同乗 PT 総減点
優勝 青山広明 早稲田 3分54秒 0 0 0 0 0 0
準優勝 徳田龍磨 日本 4分31秒 0 0 0 0 0 16
3位 宮下敬 中央 3分51秒 1 0 0 3 30 43
4位 大崎悠悟(総4) 本塾 4分28 1 0 1 0 0 44
5位 飯田輝 東海 4分56秒 1 0 0 9 0 47

女子小型貨物の部 出場選手7名

順位 氏名 学校名 タイム 同乗 PT 総減点
優勝 岩脇彩香 早稲田 4分12秒 0 0 0 0 0 6
準優勝 坂巻理紗 日本 3分58秒 1 0 1 0 0 30
3位 沼田あゆり 東海 4分25秒 1 0 1 0 0 43
矢島祐紀(経2) 本塾 T・O

戦評

去る3月22日(土)、平成26年度全関東学生自動車運転競技選手権大会が、多摩コース自動車教習所にて開催されました。今年も昨年と同様、団体戦は乗用・貨物ともに東西の各2コース、計4コースが設定され、各コースの総減点を合計して競う形式で行われました。

本塾は全関東総合杯を獲得すべく、初戦となる全関東フィギュアでの団体勝利を目指して、フィギュアの集中練習を行ってきました。本年度は早慶対抗ジムカーナが延期になり、例年より一週間多くフィギュア練習を行う事ができたので、まずは基礎技術を固めるために、BOXでの動きを徹底的に練習しました。されに、基礎練習を固めたあとは全関東フィギュア特有の、試合当日に試合車輌とコースが発表されるという形式に対応すべく、コースを毎日変更して練習を行いました。大会当日に重要になってくるのは、朝発表されたコースに対して、出走時までにいかに対応できるかということです。そのために練習時からコースを歩きながら分析する、慣熟歩行の時間を長く取り、さらにデモンストレーションランを選手以外の部員が行う事で、試合と同等の条件を作り出しての練習を行いました。

そして、厳正なる部内戦の結果、乗用の部・東コースに戸田(理4)、西コースに佐野(理3)、貨物の部・東コースに五十嵐(理3)、西コースに大崎(総4)という布陣で臨みました。また、女子貨物個人の部に矢島(経2)、新人戦乗用の部・東コースに紺戸(商2)、西コースに今津(環2)、新人戦貨物の部・東コースに清宮(経3)、西コースに針山(総2)が出場しました。

迎えた試合当日、チームとして第一走者となった貨物(西)の大崎が終盤のBOXの出口付近で痛恨の缶をしてしまい、団体戦優勝争いに大きく出遅れてしまいます。しかしながら続く貨物(東)の五十嵐、乗用(東)の戸田が、基準タイム内・接脱なし、総減点0の見事な内容で団体戦のビハインドを取り戻します。これにより、団体戦は最終走者の佐野(乗用 西)にかかってくることになりました。佐野は例年に無い難コースに苦しめられ、集中力を切らした後半にスラロームで痛恨の缶をしてしまい、さらにゴール直前で接もしてしまいました。

この結果、本塾は優勝した早稲田と総減点28点差で団体戦4位となりました。

個人の部では戸田が優勝、佐野が準優勝、五十嵐が3位、大崎が4位でした。

午後に行われた新人戦の部では乗用東コースで紺戸慎平が優勝し、今津と針山もそれぞれ乗用西コース、貨物西コースで準優勝の成績を収めました。一方、貨物東コースに出場した清宮はコース研究不足によりスラロームで脱をしてしまい、8位という結果に終わりました。

女子の部では、矢島がBOXで練習の成果を発揮した動きを見せましたが、BOXやスラロームを移動する際の「つなぎ」の部分に苦戦し、結果的にはタイムオーバーで失格でした。

今大会は、十分な練習を行ってきたにもかかわらず、団体戦4位という大変残念な結果に終わってしまいました。当日朝の慣熟歩行、コース研究への取り組み方が足りなかった上に、デモランや他の選手の走りもコース研究に活かせなかったために、このような結果を招きました。また、本番では基本的なBOX内での動きの精度が低下する選手が多かったので、今一度基本からの見直しを図る必要があると痛感しました。

多摩コースで行われる全関東フィギュアはこれで二回目となり、来年以降の練習についてのヒントは収穫できたので、昨年今年と、得られた情報をしっかりと残して来年につなげて参ります。

11月の全日本フィギュアに向けては、基礎技術のレベルアップを図る練習を重点的に行い、全日本フィギュアで今回のような悔しさを味わう事の無いように、全力で臨んでいく所存でございます。