2013.05.29

平成25年度 全関東学生ジムカーナ選手権大会

去る5月11日(土)に行われました平成25年度全関東学生ジムカーナ選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成25年5月11日(土)
開催場所:富士スピードウェイ・ジムカーナコース(静岡県)

試合結果

男子団体の部 出場16校

順位 学校名 総合タイム
優勝 中央大学 3分18秒73
準優勝 本塾 3分19秒89
3位 早稲田大学 3分22秒06
4位 専修大学 3分22秒76
5位 拓殖大学 3分24秒17
6位 青山学院大学 3分24秒02

男子個人の部 出場48名

順位 氏名 学校名 タイム
優勝 土田秀幸 中央 1分3秒76
準優勝 関祐介 本塾 1分4秒73
3位 中野一輝 日本 1分5秒41
4位 田中秀明 芝浦工業 1分5秒93
5位 早乙女敦 早稲田 1分6秒34
6位 阿部洋介 日本 1分6秒46
7位 大崎悠悟 本塾 1分6秒57
19 戸田敬介 本塾 1分8秒59

女子個人の部 出場9名

順位 氏名 学校名 タイム
優勝 岩脇彩香 早稲田 1分09秒53
準優勝 坂巻理紗 日本 1分11秒94
5 渡辺 美幸 本塾 1分13秒35

戦評

本年度の全関東学生ジムカーナ選手権大会は、昨年度同様、富士スピードウェイ・ジムカーナコースにて開催されました。

過去の全関東ジムカーナに出場経験した選手がいない中、関東近郊のジムカーナ場での練習機会を出来る限り設け、技術の向上と競技車両のセッティングを図ってまいりました。

選手には主将の関(経4)に加え、スピード競技公式戦初出場となる戸田(理3)、大崎(総3)の3名を選出しました。また、副将の渡辺美幸(看4)も昨年に引き続き女子個人戦に参戦しました。

迎えた試合当日。天候はあいにくの雨となりました。
第一走者の戸田は、予想以上の強い雨という難しいコンディションの中で、丁寧に走りきり、まずはしっかりと記録を残しました。

続く第二走者の大崎は緊張のためか、ミスコースを犯してしまい記録が残りません。
最終走者、エースの関は外周セクションこそトップレベルの走りができたものの、ターンセクションでミスが目立ち平凡な記録となりました。この結果、団体順位がつかない状況で午前の走行を終えました。

一方、女子の部の渡辺美幸は練習の成果をいかんなく発揮し、序盤は順調に走行していましたが、中盤の外周セクションでコースを誤り、まさかのミスコースとなりました。
昼休みには、午前の不振を引きずらないように気持ちを切り替えつつ、集中して慣熟歩行を繰り返し行い、午後の走行に備えました。

午後の走行が始まり、各校選手が全開でタイムアタックして記録を更新していく中、戸田は安定した走りで午前よりタイムを2秒縮めましたが、降り続く強い雨によるスピンを警戒し、慎重に行き過ぎて上位との差はあまり詰められませんでした。

続く大崎は午前中にミスコースを喫したため、とにかく団体の部を成立させるため記録を残すという大きなプレッシャーがかかります。しかし大崎はそのプレッシャーを見事撥ね退け、かつターンもロスなく走れた結果、上位に食い込む好タイムを叩きだしました。

そして、最終走者の関に順番が回ってきます。この時点で団体戦1位の中央大学に勝つためには関が(1本目より)4秒以上タイムアップしなければなりません。期待とプレッシャーのかかる中スタートした関は果敢にコーナーを攻め、雨の中難しいターンセクションもほぼ完璧にこなしてゴールしました。その結果3秒タイムを縮めましたが、惜しくも中央大学には及ばず、本塾は男子団体の部で準優勝となりました。
個人順位は、関が準優勝、大崎が7位、戸田が19位でした。
渡辺美幸は午前のミスコースを反省し、まとまった走りをしましたが5位に終わり、昨年に続く入賞とはなりませんでした。

本大会では、団体戦は1本目で記録を残すことが出来ず、2本目に余計なプレッシャーがかかる試合運びとなってしまいました。団体戦準優勝という結果は、一定の評価には値するものの、ライバル中央大学にまたしても優勝杯を奪われたことは悔しさの残るものとなりました。今後は本番で1本目からベストパフォーマンスが出せるようしっかり反省し、来る8月の全日本ジムカーナ戦に向けてさらなる技術向上を図るべく、部員一丸となって練習に励む所存です。