2013.03.23

平成25年度 全関東学生自動車運転競技選手権大会

去る3月23日(土)に行われました平成25年度全関東学生自動車運転競技選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成25年3月23日(土)
開催場所:多摩コース自動車教習所

試合結果

男子団体戦 出場校8校

順位 学校名 総減点
優勝 日本大学 102
準優勝 青山学院大学 136
3位 専修大学 224
4位 中央大学 253
5位 東海大学 98
6位 本塾 212
  • 男子団体戦は乗用の部2名、貨物の部2名の計4名の総減点で競われますが、5位以下のチームは出場選手の一人が失格となったため、総減点内に計算されず、よって他の3名の選手のみの結果となります。

男子団体戦 乗用の部 東 出場選手8名

順位 氏名 学校名 タイム 同乗 PT 総減点
優勝 中野一輝 日本 3分25秒 0 0 0 0 0   0
準優勝 吉葉慧 東海 3分56秒 0 0 0 6 0   6
3位 椎野弘樹 青学 4分17秒 1 0 0 0 0 19
4位 富久博史 専修 4分16秒 0 0 0 0 30 38
5位 戸田敬介(理3 本塾 5分16 0 0 0 0 0 38

男子団体戦 乗用の部 西 出場選手8名

順位 氏名 学校名 タイム 同乗 PT 総減点
優勝 鮎川一樹 日本 5分53秒 0 0 0 3 0 60
準優勝 河田駿 青学 5分1秒 2 0 1 6 0 77
3位 太田祥平 専修 5分20秒 2 0 0 18 0 78
4位 田中佑太 法政 5分57秒 2 0 0 9 0 88
5位 櫻庭彬生(理3 本塾 6分50 1 0 0 15 0 110

男子団体戦 貨物の部 東 出場選手8名

順位 氏名 学校名 タイム 同乗 PT 総減点
優勝 土田秀幸 中央 4分28秒 0 0 0 0 0 14
準優勝 奥村大地 東海 4分8秒 1 0 0 9 0 23
3位 山内慎太郎 明治 5分10秒 0 0 0 0 0 35
4位 上田悠祐 青学 5分0秒 1 0 0 0 0 40
失格 五十嵐将司(理2 本塾  ―

男子団体戦 貨物の部 西 出場選手8名

順位 氏名 学校名 タイム 同乗 PT 総減点
優勝 寺田倫康 日本 3分31秒 0 0 0 0 0 0
準優勝 新堀智之 青学 3分32秒 0 0 0 0 0 0
3位 松本百百太 中央 3分45秒 1 0 1 0 0 30
4位 野澤成良 専修 4分59秒 2 0 0 6 0 56
5位 大崎悠悟(総3 本塾 5分49 0 0 0 9 0   64

女子乗用の部 出場選手4名

順位 氏名 学校名 タイム 同乗 PT 総減点
優勝 田村真理子 日本 5分29秒 0 0 0 0 0 45
準優勝 遠藤薫 学習院 4分59秒 0 1 1 3 0 73
3 渡辺美幸(看4 本塾 7分16 5 0 0 3 0 151

戦評

去る3月23日(土)、平成25年度全関東学生自動車運転競技選手権大会が、多摩コース自動車教習所にて開催されました。今年度から試合会場が日吉イタリア半島から多摩コース自動車教習所に変更され、団体戦は乗用・貨物ともに東西の各2コース、計4コースで行われ、各コースの総減点を合計して競う形式になりました。

本塾自動車部は再び優勝杯を奪還すべく、各部員の実力の底上げを重視した準備を2週間にわたり実施してきました。具体的には練習第1週目では基礎内容の確認をメインとし、2週目には1日に数回ずつ練習コースを変えて、コース・試合車ともにブラインド方式の本大会の試合形式にそなえた集中合宿を行いました。こうした合宿を通じてブラインド方式の本大会で求められる、試合車輌の特性を瞬時につかむ感性や他大学選手の走行ラインを研究、検証する技術を養うべく取り組みました。

そして、厳正なる部内戦の結果、乗用の部・東コースに戸田(理3)、西コースに櫻庭(理3)、貨物の部・東コースに五十嵐(理2)、西コースに大崎(総3)という布陣で臨みました。また、女子乗用個人の部に副将・渡辺(看4)、新人戦乗用の部・西コースに佐野(理2)、新人戦貨物の部・東コースに副務・梁(法3)、西コースに村田(理2)が出場しました。

迎えた試合当日、本塾選手の一人目である乗用の部・西コースの櫻庭は出走順が2番目であったため十分なコース研究ができず、本来の実力を出しきれませんでした。続く本塾二人目である乗用の部・東コースの戸田は、1年次より3年連続で全関東フィギュアに出場しており、経験十分ではあったものの、慎重に行き過ぎて思うようなタイムが出せませんでした。本塾貨物の部・西コースの大崎は、接脱缶はありませんでしたが、試合の3週間前に貨物に転向したことからくる練習不足と学連公式戦初出場からくる緊張のため、こちらもタイムが周りの選手に比べて大幅に遅れてしまいました。そして、本塾の最終走者である貨物の部・東コースの五十嵐は、塾高自動車部の時から鍛えてきた技術を駆使し快走したかに見えましたが、バックスラロームを出たあとにトラックの荷台が規制パイロンを越えてしまい失格となりました。その結果、団体戦に記録を残すことができませんでした。

この結果、選手4名全員が記録を残した4校と、同じく失格者が出た東海大学に次ぐ6位という順位で団体戦を終えました。個人では戸田、櫻庭、大崎がそれぞれ5位でした。女子の部の渡辺は、接が目立ったものの、完走し個人3位でした。新人戦では、佐野がしっかりとコース研究をした上で実力を十分に発揮し、個人2位を収めました。また、梁はタイムが伸びず個人5位、村田は縁石に乗り上げ失格となりました。

本塾は日吉イタリア半島において、十分な練習を集中して行ってきました。しかし、他大学がそれ以上に実力を上げてきており、その差をまざまざと見せつけられる結果となりました。本大会で味わった悔しさと経験を生かすべく、練習方法を見直し、今後も部員全員のフィギュア技術向上に努めて参ります。本大会において我々の目標であった優勝は成りませんでしたが、捲土重来、今後の五大学フィギュア戦、全日本フィギュア戦での雪辱へ向けて気持ちを切り替えて挑戦者として部員一丸となって練習に全力で臨んで参る所存でございます。