2012.08.26

平成24年度 全日本学生ジムカーナ選手権大会

去る8月25日(土)・26日(日)に行われました平成24年度全日本学生ジムカーナ選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成24年8月25日(土)・26日(日)
開催場所:鈴鹿サーキット国際南コース(三重県)

試合結果

男子団体の部 出場33校

順位 学校名 総合タイム
優勝 中央大学 3分59秒189
準優勝 日本大学 4分01秒520
3位 本塾 4分04秒569
4位 青山学院大学 4分06秒501
5位 近畿大学 4分07秒721
6位 大阪工業大学 4分07秒802

男子個人の部 出場99名

順位 氏名 学校名 タイム
優勝 豆川 恵太 近畿 1分17秒964
準優勝 安津畑 翔平 中央 1分19秒129
3位 織田 拓也 大阪工業 1分19秒304
4位 紺戸 瑛介 本塾 1分19秒443
5位 益田 拓実 日本 1分19秒740
6位 土田 秀幸 中央 1分19秒906
11位 小柴 知彗 本塾 1分20秒867
29位 伊藤 崇文 本塾 1分24秒259

女子個人の部 出場8名

順位 氏名 学校名 タイム
優勝 森川 玲子 東京農業 1分36秒149
準優勝 工藤 緋紗子 青山学院 1分36秒884
3位 坂巻 理沙 日本 1分47秒783
5位 渡辺美幸 本塾 1分50秒404

戦評

本年度の全日本学生ジムカーナ選手権大会は、今年も鈴鹿サーキット国際南コースでの開催となりました。

イタリア半島でのサイドターン等テクニカル要素の練習に加えて、鈴鹿での練習走行、名阪スポーツランド、ツインリンクもてぎでの走行会等コースでの練習機会を出来る限り設け、選手には伊藤(理4)、小紫(理3)、紺戸(経3)の3名を選出しました。また、女子の渡辺美幸(看3)も選手として試合に臨みました。試合車は全関東戦同様、ホンダEG6シビックを使用しました。

日曜日の決勝に先立ち、土曜日に予選が行われました。予選は各選手1本勝負で、各チーム選手3名の走行タイムの内上位2名の合計タイムにより競われます。予選結果の上位15校は決勝で各選手2本の走行機会が得られ(A決勝)、下位18校は決勝では各選手1本のみの走行機会(B決勝)となります。本塾はまずはA決勝に駒を進めるべく冷静にタイムを残し、団体順位2位という位置につけてA決勝への切符を手にしました。

翌決勝当日、天候は晴れ、ドライ路面で競技は開始されました。決勝は予選とは異なるコースで行われ、サイドターン等のテクニカルな要素が多く含まれた難易度の高いコースとなりました。

第一走者の小紫は冷静にコースを攻め、他校にプレッシャーを与える走りを見せます。第二走者の紺戸も果敢な攻めを見せ好タイムを残しますが、前走者のパイロンタッチによりパイロンが移動していたため再出走となり、再び果敢な攻めを見せたものの痛恨のパイロンタッチのペナルティ(+5秒)を喫してしまいます。第三走者の伊藤もサイドターンにおいて脱輪のペナルティ(+5秒)をしてしまい、午前を終えた時点で団体6位となりました。

午後の走行では、小紫は会心の攻めを見せ1本目を上回る記録を残し、紺戸も1本目のミスを修正しつつほぼ完璧な全開アタックで個人4位となる好タイムを叩き出します。
第三走者のタイム次第では十分団体優勝を狙える位置につけますが、伊藤はサイドターンにおいてまたも脱輪のペナルティを喫して優勝争いから脱落し、団体3位という結果で競技は終了しました。

女子の部の渡辺は、難易度の高いコースに戸惑い、ターンセクションでは思うような走りができませんでしたが、コース走行では練習の成果を発揮し滑らかな走りを見せ、個人5位となる記録をマークしました。

本年度のジムカーナ、ダートトライアルの両スピード競技は本大会をもって終了となります。車両のトラブルや選手のミス等、最後まで実力を出し切れることなく非常に悔しい結果となってしまいましたが、迅速なピット作業やサポート体制、紺戸を始めとした下級生選手の台頭など、来年以降につながるものは残せたのではないかと考えます。

本年度の全日本戦は11月のフィギュアを残すだけとなりましたが、ここでしっかりと気持ちを切り替え、悔いの残らない戦いが出来るよう、今後の練習、試合に全力で臨んで参る所存です。

最後になりましたが、本大会当日に多くの先輩に応援にお越しいただきました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
今後とも塾自動車部に一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

慶應義塾體育會自動車部
主将 伊藤崇文