2012.05.20

平成24年度 全関東学生ジムカーナ選手権大会

去る5月20日(日)に行われました平成24年度全関東学生ジムカーナ選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成24年5月20日(日)
開催場所:富士スピードウェイ・ジムカーナコース(静岡県)

試合結果

男子団体の部 出場17校

順位 学校名 総合タイム
優勝 中央大学 2分44秒98
準優勝 日本大学 2分48秒22
3位 本塾 2分51秒06
4位 芝浦工業大学 2分52秒53
5位 駒澤大学 2分54秒50
6位 青山学院大学 2分58秒01

男子個人の部 出場51名

順位 氏名 学校名 タイム
優勝 安津畑 翔平 中央 53秒61
準優勝 伊藤 崇文 本塾 53秒92
3位 植野 裕司 芝浦工業 54秒66
4位 黒崎 嘉斗 青山学院 54秒71
5位 森 春陽 中央 54秒79
6位 益田 拓実 日本 54秒88
11位 小柴 知彗 本塾 56秒24
30位 紺戸 瑛介
本塾 1分00秒91

女子個人の部 出場8名

順位 氏名 学校名 タイム
優勝 皆川 玲奈 青山学院 1分05秒46
準優勝 奥村 陽子 上智 1分05秒53
3位 渡辺 美幸 本塾 1分07秒58

戦評

本年度の全関東学生ジムカーナ選手権大会は、昨年度同様、富士スピードウェイ・ジムカーナコースにて開催されました。

全関東ジムカーナに出場経験した選手がいない中、関東近郊のジムカーナ場での練習機会を出来る限り設け、選手には昨年度全日本ジムカーナ戦を経験した伊藤(理4)に加え、本大会がスピード競技公式戦初出場となる小紫(理4)、紺戸(経3)の3名を選出しました。また、女子の渡辺美幸(看3)も昨年に引き続き選手として試合に臨みました。
迎えた試合当日。天候は曇りでしたが、5年ぶりとなるドライコンディションでの幕開けとなりました。

第一走者の小紫は、タイヤがまだ温まっていない難しいコンディションの中でスピンを喫したもののドライ路面を果敢に攻め、午後に期待できそうな無難な記録を残しました。続く第二走者紺戸は、ターンセクションでミスコースを犯してしまい、記録が残りません。最終走者の伊藤がターンをうまくまとめ記録を残すも、午前の走行を終えた時点で団体順位がつかない結果となりました。

一方、女子の部の渡辺は練習の成果をいかんなく発揮し、1本目から上位に食い込む好タイムを叩き出しました。
昼休みには、午前の不振を引きずらないように気持ちを切り替えつつ、集中して慣熟歩行を繰り返し行い、午後の走行に備えました。

午後の走行が始まり、各校選手が全開でタイムアタックして記録を更新していく中、小紫は安定した走りを見せるものの、午前のタイムをわずか1秒しか縮めることができず、続く紺戸に期待とプレッシャーがかかります。紺戸もアグレッシブな走りを見せ、55秒の好タイムでしたがパイロンタッチを喫してしまい、致命的な5秒を加算されてしまいます。最終走者の伊藤の出走前の団体戦順位は5位で、優勝を狙うには厳しい状況ではありましたが、少しでも順位をあげようと懸命の走りで午前を3秒近く上回り、個人戦2位に食い込む53秒を叩き出し、最終的には団体戦3位で競技を終えました。(優勝は中央大学)

渡辺も午前を上回る積極的な走りを見せ、女子個人戦3位に入賞することができました。
本大会では、1本目で記録を残すことが出来ず、2本目に余計なプレッシャーがかかる中での出走となってしまいました。団体戦3位という結果は、練習の成果を十分に発揮できたとは言い難く、悔しさの残るものとなりました。今後は本番でベストのパフォーマンスを出せるよう今一度練習方法を見直し、来る8月の全日本ジムカーナ戦に向けて技術向上を図るべく部員一丸となって練習に臨んで参る所存です。

最後になりましたが、本大会当日に多くの先輩に応援にお越しいただきました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

今後とも塾自動車部に一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

慶應義塾體育會自動車部
主将 伊藤崇文