2012.03.20

平成24年度 慶早対抗ジムカーナ定期戦

去る3月20日(火)に行われました、慶早対抗ジムカーナ定期戦の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成24年3月20日(火) 祝日
開催場所:南千葉サーキット(千葉県市原市)

試合結果

団体の部

順位 学校名 総合タイム
優勝 早稲田大学 295秒554
準優勝 慶應大学 298秒438

慶早出場選手結果

順位 氏名(学年) 合計タイム
1位 関祐介(経3) 96秒998
2位 五月女(3) 97秒017
3位 鈴木(4) 98秒072
4位 紺戸瑛介(経3) 98秒509
5位 伊藤崇文(理4) 99秒113
6位 小柴知彗(理3) 100秒118
7位 山本(2) 100秒465
8位 赤江 102秒252
9位 大崎悠悟(環2) 102秒327
10位 戸田敬介(理2) 103秒149
11位 高野 104秒04
12位 白井 105秒422
13位 井田 105秒535
14位 楠雄磨(理3) 106秒142
15位 松井 106秒479
16位 原田 106秒641
17位 梁貴泰(法2) 112秒121
18位 岩脇 112秒636
19位 田所 112秒649
20位 渡辺美幸(看3) 114秒350
21位 三浦 120秒848
22位 榎本 128秒109
松本陽(文2) MC
畠中駿輔(経2) MC

※太字は本塾の選手。

出場選手

各選手、午前・午後で各々異なるコースを各2本走行。
2本のうちいいタイムを記録として採用し、午前・午後の合計タイムで順位を決定。
団体順位は、各校の各学年で最も速かった者(新4、3、2年生の一人ずつ)3名のタイムの合計で決定。またミスコースにより記録が残らない場合は順位がつかない。試合車は公平性を維持するため、両校とも、同車種同型式を使用。(EP82スターレット)

戦評

2012年シーズンの2戦目となった今大会、平成24年度慶早対抗ジムカーナ定期戦が南千葉サーキットで行われました。昨年度も優勝した伝統の慶早戦は、今年のスピード競技の開幕戦であり、今シーズンの展望を占う意味でも重要な試合です。試合車は昨年に続きEP82スターレットを使用しました。

今年は例年と異なり慶早戦の9日前に全関東学生自動車運転競技選手権大会があったため、2月の活動開始以降、全関東戦を見据えたフィギュア練習と慶早戦を見据えたジムカーナ練習を両立させる必要がありました。練習は2月中旬の1週間で基礎部分を、全関東フィギュア後から3月19日までの期間は下級生の戦力アップを目的とした実戦的な練習を行ないました。試合のコースは両校のOBから提供され、当日に発表されるクローズドコースの形式を取ります。本大会では午前の部のコースを平成24年卒古賀先輩(慶應)、午後の部のコースを同年卒金子先輩(早稲田)からご提供いただきました。

迎えた3月20日。試合当日は天候に恵まれ、晴天のドライ路面で競技が行われました。午前の部では両校とも十分なコース研究ができていない選手が多く、1本目の走行は早稲田ではミスコースが目立ち、本塾はミスコースはないものの好タイムを出すことが出来ず苦戦しました。2本目では、ほとんどの選手が大きくタイムを伸ばし、午前の部を終えた時点で早稲田に約1秒の差をつけ、本塾が優勢の状態で折り返しました。

午後の部を迎えるにあたり、さらに早稲田とのリードを広げるべく、本塾部員一同は気合を入れ直して午後の走行に臨みました。しかし、2本目で着実にタイムを縮めている早稲田に対し、慶應はエース伊藤がゴールペナルティを、また下級生ではミスコースやパイロンタッチなど、詰めの甘い乱れた走りが目立ちました。
その結果、午後で早稲田に逆転されてしまい、3年連続の慶早戦の勝利を収めることは出来ず、全関東フィギュアに続きまたしても敗戦を喫してしまいました。しかしながら個人の部では昨年度の慶早戦で新人賞をとった関(経3)が優勝を果たし、紺戸(経3)が4位、伊藤(理4)が5位、小紫(理3)が6位に入賞することが出来ました。

今回の一戦では、2年生の間で早稲田に2秒以上のタイム差をつけられてしまったことから、今後さらなる下級生のボトムアップが必要であると痛感させられると同時に、上級生も下級生のタイム差をカバーできるような実力が必要であると実感しました。この反省を活かし、全関東フィギュア、慶早戦の悪い流れを断ち切るべく来る5月の全関東ジムカーナに向けて練習に励んでいきたいと思います。そして、部員一同切磋琢磨しながら一丸となって今後の活動に臨んで参る所存です。

以上、略儀ながら書中をもちましてご報告させて頂きます。

慶應義塾體育會自動車部
主将 伊藤崇文