第25回 関東学生対抗軽自動車5時間耐久レース 試合報告書
去る10月22日(土)、23日(日)に行われました第25回関東学生対抗軽自動車5時間耐久レースの試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。
開催日:令和4年10月22日(土)、23日(日)
開催場所:スポーツランド信州
○試合結果
(加盟校の部 出場12チーム)
(学生一般の部 出場4チーム)
順位 | チーム名 | 周回数 |
優勝 | 慶應義塾大学B | 104周 |
準優勝 | 亜細亜大学B | 66周 |
失格 | 中央大学B | – |
失格 | 専修大学B | – |
(OB・一般の部 出場15チーム)
順位 | チーム名 | 周回数 |
優勝 | 早稲田大学OB | 143周 |
準優勝 | 日本スポーツカークラブ | 137周 |
3位 | 法政大学OB | 137周 |
4位 | 立教大学OB | 136周 |
5位 | 千葉工業大学 OB・ A | 135周 |
・ | ・ | ・ |
9位 | 慶應義塾大学D | 117周 |
失格 | 慶應義塾大学OB・A | – |
失格 | 慶應義塾大学C | – |
○戦評
去る10月22・23日、スポーツランド信州において第25回関東学生対抗軽自動車5時間耐久レースが開催されました。
今年の本塾は人数の都合から規模を拡大し、土曜日のOB・一般の部に2チーム、日曜日の加盟校の部・学生一般の部にそれぞれ1チームずつの計4チームでの出場となりました。
昨年は加盟校の部で勝利を逃してしまいましたが、今年は加盟校の部・学生一般の部で確実に勝利をつかむべくチーム全員が一丸となって取り組んでまいりました。
22日(土)のOB・一般の部にはCチーム(34号車)・Dチーム(47号車)が出場しました。この2チームは現役の下級生と本塾自動車部OBとの混合チームであり、確実に完走して結果を残すことを目標として試合に臨みました。
現役部員からは、Cチームに佐々木 洸(商3)・佐々木 灯(文2)・西 翔太(法2)・長岡 秀亮(商2)・山村 亮輔(商2)が、Dチームに大久保 龍成(総2)・赤城 佑弥(商1)・吉田 航翼(理1)・永井 健登(総1)・栁 蒼太(総1)がドライバーとして参加いたしました。
車両へのトラブルは特になく走行を続けていましたが、昼頃に赤旗が掲示されたタイミングでCチーム車両を含む3台がこれを無視してしまい、直後に赤旗無視の全車について失格が言い渡される結果となりました。
Dチームについてはその後も下級生中心ながら安定したペースで周回を続け、目標としていた5時間完走を達成することができました。
続く23日(日)の加盟校の部にはAチーム(3号車)が、学生一般の部にはBチーム(23号車)が出場しました。
Aチームのドライバーは小野 徳馬(文4)・菰田 千也(経4)・渡邉 龍之信(商4)・粕谷 亮太(理4)・後藤 正太郎(商3)、Bチームのドライバーは鈴木 悠太(経3)・宮北 稜(理3)・横山 航輝(理3)・金子 佳樹(環3)・早川 杏樹(経2)という、試合経験者を多く含むラインナップでありました。
C・Dチームでは完走を目標にしておりましたが、A・Bチームでは各クラスでの優勝を目指し、時には抜きつ抜かれつの場面も見られるなど上級生らしくレベルの高いレース展開となりました。
レース中盤までは車両にもトラブルは無く、安定かつスピード感のある周回を続けておりました。しかしレース後半を迎えたところで、Aチーム第4走者の後藤がステアリングに違和感を覚えて緊急ピットインとなります。ピットには緊張が走りましたが、原因となる足回りのトラブルを幸いすぐに発見することができ、10分弱というわずかな時間での再スタートとなりました。また、このとき灯火類のトラブルに対しても同時進行で対処を行いました。
このピットインにより、加盟校の部は最後まで予断を許さない状況となりましたが、最終的には優勝を掴み取ることができました。
学生一般の部についてはBチームが最後までノートラブルで周回を重ねることができたため、学生トップの周回数を記録して優勝することができました。
運転技術だけでなく整備力・精神力・チームワークなどが試される本大会において、加盟校の部・学生一般の部のダブル優勝を成し遂げられたのはこれまでの大会や合宿で培ってきたチーム力が結実したものだと実感いたしました。
しかしながら、Cチームの赤旗無視については安全な大会運営に支障を来す重大な事案であり、ドライバーのみならず部全体としてレギュレーション遵守を改めて意識すべきであると猛省しております。
今シーズンの試合もeスポーツを除けば残り3試合となり、特にスピード競技は12月の早慶戦を残すのみとなりました。
今大会で確認することができたチームワークを今年の残り試合の勝利のために活かし、更には来年以降も維持・発展していけるように引き続き努力を重ねてまいります。
今後とも、自動車部に変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
慶應義塾體育會自動車部
主将 小野 徳馬
○今後の大会スケジュール
10月29日(土) GTCL予選
(於・鈴鹿サーキット)
11月6日(日) 五大学対抗フィギュア定期戦
(於・イタリア半島)
11月20日(日) 全日本学生自動車運転競技選手権大会
(於・鈴鹿サーキット西コースパドック)
12月4日(日) 早慶対抗ジムカーナ定期戦
(於・イタリア半島)
12月18日(日) GTCL決勝
(於・ポリフォニー・デジタル東京スタジオ)
以上