2015.08.23

平成27年度 全日本学生ジムカーナ選手権大会

去る8月23日(日)に行われました、平成27年度全日本学生ジムカーナ選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成27年8月23日(日)
開催場所:鈴鹿サーキット 国際南コース (三重県鈴鹿市)

試合結果

男子団体の部 出場23校

順位 学校名 総合タイム

※男子団体戦は選手3人それぞれのベストタイムの合計で順位が決定されます。
男子個人の部 出場69名

順位 氏名 学校名 タイム

戦評

去る8月22日(土)、23日(日)、鈴鹿南サーキットに於いて、平成27年度全日本学生ジムカーナ選手権大会が開催されました。

選手は5月に行われた全関東の大会と同じ佐野(理4)、針山(総3)、新関(経2)の3名で臨みました。

初日の予選では選手3人が1本ずつ走行し、その3つのタイムのうち優れた2つのタイムの合計を団体の記録とし、決勝15校の枠を争います。天候は晴れでした。結果は針山8位、新関38位、佐野4位でした。針山と佐野の合計タイム、すなわち団体の結果は4位となり、決勝へ駒を進めました。

翌日の決勝は、逆走のサーキットコースに、2か所の低速セクションが追加されたコースで、難易度の高いコース設定であることから、チーム戦略としてはセオリー通り1本目は確実に記録を残し、2本目でアタックすることとしました。第一走者の針山は、初めての逆走のコースに臆することなく、自分らしい走りをすることで堅実なタイムを残しました。続く新関は、一部抑え過ぎたものの、堅実にタイムを残し、2本目に繋げました。第三走者の佐野は、慣熟通りの走りで良いペースでしたが最後のパイロンセクションで痛恨のPTをしてしまいました。午前終了時で団体4位でした。

午後、第一走者の走行前に、監督と主将が大会本部に呼ばれ、私達のチームに対するペナルティの宣告がありました。昨日行われた鈴鹿本コースでの体験走行に任意で参加した我が部のOBが規則に違反して走行したため、決勝の団体順位が無効となるという内容でした。あまりにも突然の出来事であり、動揺を隠せませんでしたが、監督とも相談し全力で闘っている他の部員達には知られないようにして、部員全員が大会終了までは試合に集中できるようにしました。第一走者の針山は、午前の修正点を踏まえた確実な走りで0.5秒のタイムアップを遂げました。第二走者の新関は、パイロンセクションでパイロンを巻き込んでしまい、ミスコース判定となってしまいました。第三走者の佐野は、昼の告知で気力を保つのに精一杯で午前と同程度のタイムでした。個人の結果は針山13位、新関29位、佐野9位でした。団体の結果はもし記録が有効であれば4位でした。

今大会では、OBによる想定外の不祥事により団体結果が残らないという誠に残念なことになってしまいましたが、部員達は全員が全力で闘いました。

今回の結果を踏まえ、全日本総合杯も絶望的になりましたが、気を立てなおして、残る大会を来年に繋げるためにも優勝目指してチーム一丸となって臨んでいく所存です。

今後とも自動車部に一層のご指導ご鞭撻を賜ります様宜しくお願い申し上げます。