2015.11.29

平成27年度 全日本学生自動車運転競技選手権大会

去る11月29日(日)に行われました、平成27年度全日本学生自動車運転競技選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成27年11月29日(日)
開催場所:近鉄自動車学校(大阪府松原市)

試合結果

男子団体の部 出場11校

順位 学校名 総合ポイント

男子個人 小型乗用の部A 出場19名

順位 氏名(学校名) タイム PT 同乗減点 タイム減点 総減点

男子個人 小型乗用の部B 出場19名

順位 氏名(学校名) タイム PT 同乗減点 タイム減点 総減点

男子個人 小型貨物の部A 出場19名

順位 氏名(学校名) タイム PT 同乗減点 タイム減点 総減点

男子個人 小型貨物の部B 出場19名

順位 氏名(学校名) タイム PT 同乗減点 タイム減点 総減点

女子個人戦 小型貨物の部 出場11名

順位 氏名(学校名) タイム PT 同乗減点 タイム減点 総減点

戦評

去る11月29日(日)、近鉄自動車学校に於いて、平成27年度全日本学生自動車運転競技選手権大会が開催されました。

選手は先の五大学フィギュアの結果により選出し、コースの特性を考慮して、小型乗用の部Aに近藤(理3)、Bに佐野(理4)、小型貨物の部Aに針山(総3)、Bに高橋(経1)、また女子貨物の部に安武(理1)という布陣で試合に臨みました。

今大会は大会3週間前に発表されたオープンコースでありましたが、サイズが不適切であったため、試合前日や当日にも一部修正が入るなど、選手は変更に対する対応力が求められました。しかし我が部の選手は動揺することなく適応できました。

試合当日は快晴でした。まず乗用Bの佐野がチーム最初の出走となりました。すでに出場した有力校の選手に比べ、1分程度速いタイムでかつ接脱缶なしの圧倒的な強さを見せ、チームに良い流れをもたらしました。チーム2番手の貨物Aの針山も練習通りのタイムで接脱缶なしの結果を残し、さらにチームの勢いを加速させました。午後に入り、貨物Bの高橋は1年生で公式戦初出場でしたが、高校自動車部出身の実績と経験を活かして自分の力を出し切り、安定した走りで接脱缶なしの結果を残しました。最後の乗用Aには、昨年度に同種目で優勝した近藤が臨みました。集中力をきらさず、自分らしい堂々とした走りを見せ、他と1分程度の差をつけて接脱缶なしの完璧な内容でした。女子貨物部門の安武は昼休みにコースが一部修正されるという緊急事態に臨機応変に対応し、こちらも1年生ながら見事な走りでした。結果は、男子団体では2位と圧倒的な大差をつけての優勝となりました。また、各部門の個人戦では近藤が優勝、佐野が優勝、針山が優勝、高橋が準優勝という、選手3人が個人戦で優勝という快挙を成し遂げました。女子の安武は1年生としては堂々の4位となりました。

今大会が本年最後の大会でしたが、最後の全日本戦で団体優勝というビッグタイトルを獲得することができました。その上、団体、個人の結果だけでなく、選手個人の走りの内容が素晴らしいものでした。3週間、大会に備えて個々の選手が取り組んできた練習方法が間違っていなかったことが本番で証明されました。来年度に向けて、既にチームは新体制となって準備を始めています。これからも新チームは勝利を続けるために一層の精進をして参る所存です。

今後とも自動車部に一層のご指導ご鞭撻を賜ります様宜しくお願い申し上げます。