2016.10.10

第20回 関東学生対抗軽自動車6時間耐久レース

去る10月10日(月・祝)に行われました第20回関東学生対抗軽自動車6時間耐久レースの試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成28年10月10日(月・祝)
開催場所:スポーツランド信州(長野県)

試合結果

加盟校の部 出場13校

順位 学校名・チーム名 周回数
優勝 慶應義塾大学A 149周
準優勝 亜細亜大学A 138周
3位 青山学院大学A 132周

学生・一般の部 出場13チーム

順位 学校名・チーム名 周回数
優勝 防衛大学A 147周
準優勝 慶應義塾大学B 146周
3位 東海大学C 128周

出場選手

慶應義塾大学Aチーム
ドライバー:針山朋泰(総4)、新関孝一(経3)、鈴木大介(商3)、馬場悠太朗(商2)
慶應義塾大学Bチーム
ドライバー:山村雅也(商3)、清水佑一郎(理3)、杉江優(環3)、高橋幸輝(経2)、 近藤有理(理2)、安武優希(理2)、田中大地(環1)

戦評

去る10月10日(月)、スポーツランド信州に於いて、平成28年度関東学生対抗軽自動車6時間耐久レースが開催されました。

我が部は加盟校の部にAチーム、一般の部にBチーム、計2チームで大会に参加しました。Aチームの選手は、針山(総4)、新関(経3)、鈴木(商3)、馬場(商2)の4名、Bチームは清水(理3)、山村(商3)、杉江(環3)、高橋(経2)、近藤(理2)、安武(理2)、田中(環1)の7名で臨みました。大会当日、Aチームの近藤が体調不良のためAチームは4人での参戦となりました。

前日に降っていた雨も止み、1日を通して晴れでしたが気温9℃の肌寒い中でのレースでした。

私たちはAチーム、Bチームともに、「マシントラブルを無くしてピットインの時間を短くする」というこれまで蓄積してきた我が部のノウハウを存分に活かしたチーム戦略で挑みました。また、前日のOB戦のレースにより、路面には大きな凹みが多数あり、シビアなライン取りが求められましたので、ドライバーは路面状況を正確に次の者に伝えることとしました。グリッドは、全25台中、Aチームが3番、Bチームは15番となりました。

レースが始まり、我が部はラップタイムを意識しながら、車に負荷をかけずに一定のペースで走り続けることを考えました。他校には序盤からハイペースの車も多数いましたが、そういう車は6時間車がもたないであろうと想定し、あえて先行させました。実際、1時間経過時点ではAチームは3位でしたが、2時間経過時点ではAチーム、Bチームがそれぞれ全体で1位、3位となっていました。

その後、Aチームは順調に一定のタイムでラップを重ね、ピットの作業時間を最小限に抑え、後続の2位、3位を徐々に離していきました。一方、Bチームは一般の部で1位の防衛大学を猛追しますが、なかなか差を縮められずにいました。

結果は、Aチームは過去最高周回数の149周をし、2位の大学と11周差をつけて念願の優勝を飾りました。Bチームは学生一般の部で1位の防衛大学にあと一歩及びませんでしたが、準優勝を収めました。最後の最後まで諦めない粘り強いチームの姿勢が好成績に繋がりました。

耐久レースに於いて、競技車の整備、レース中の他車との駆け引き、路面の状況把握、ピット作業の迅速さといったあらゆる能力が求められということを、部員全員で再確認できました。今後は自動車運転競技のシーズンとなり、試合の形態は変わりますが、それぞれの場面で部員各自がやるべきことは何か、ということを常に考えながら、全日本総合杯獲得に向けて精進して参ります。

今後とも自動車部に一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。