平成29年度 全関東学生ジムカーナ選手権大会
去る5月14日(日)に行われました平成29年度全関東学生ジムカーナ選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。
記
開催日:平成29年5月14日(日)
開催場所:富士スピードウェイ・ジムカーナコース(静岡県)
試合結果
男子団体の部 出場17校
順位 | 学校名 | 総合タイム |
---|---|---|
優勝 | 早稲田大学 | 2分54秒18 |
準優勝 | 上智大学 | 2分54秒61 |
3位 | 法政大学 | 2分55秒57 |
4位 | 青山学院大学 | 2分56秒29 |
5位 | 本塾 | 2分57秒61 |
6位 | 東海大学 | 2分58秒33 |
男子個人の部 出場51名
順位 | 氏名 | 学校名 | タイム |
---|---|---|---|
優勝 | 森田 真 | 早稲田 | 56秒52 |
準優勝 | 廣瀬 正典 | 中央 | 56秒71 |
3位 | 鈴木 大介 | 本塾 | 57秒18 |
4位 | 齊藤 怜央 | 上智 | 57秒3 |
5位 | 山本 太郎 | 早稲田 | 57秒31 |
6位 | 塚越 直誠 | 日本 | 57秒68 |
・ | ・ | ・ | ・ |
21位 | 清水 佑一郎 | 本塾 | 1分00秒05 |
24位 | 新関 孝一 | 本塾 | 1分00秒38 |
女子団体の部 出場4校
順位 | 学校名 | 総合タイム |
---|---|---|
優勝 | 法政大学 | 2分14秒27 |
準優勝 | 東京農業大学 | 2分19秒65 |
3位 | 聖心女子大学 | 2分19秒74 |
4位 | 本塾 | 2分20秒15 |
女子個人の部 出場11名
順位 | 氏名 | 学校名 | タイム |
---|---|---|---|
優勝 | 久保田 凛 | 法政 | 1分06秒15 |
準優勝 | 村上 未紘 | 中央 | 1分08秒07 |
・ | ・ | ・ | ・ |
6位 | 安武 優希 | 本塾 | 1分08秒80 |
10位 | 関川 なつ美 | 本塾 | 1分11秒29 |
戦評
去る5月14日(日)、富士スピードウェイジムカーナコースに於いて、平成29年度全関東学生ジムカーナ選手権大会が開催されました。
選手は選手選考を踏まえ、男子団体の部に新関(経4)、鈴木(商4)、清水(理4)、女子団体の部に安武(理3)、関川(経2)の布陣で試合に臨みました。
懸念された天候も杞憂に終わり、ドライ路面で競技は行われました。当日は先ず、綿密なコース研究から始まりました。団体戦において、選手3名が同様のレコードラインを通れるよう、お互い議論を交わしながら慣熟歩行を行うことは、前大会の全関東学生自動車運転競技選手権大会から得ることができたノウハウでありました。
そして迎えた第1ヒート、男子団体の部第1走者として出走した新関は、冷えたタイヤと路面を攻略しきれず、外周区間でスピンをしかけますがサイドターンセクションでは安定した走りを行い、第2走者に繋げます。続く第2走者の清水はジムカーナ初出場という大きな緊張感の中、第1走者からの情報を適切に取捨選択しながら、サイドターンセクションの安定感こそ欠けましたが、しっかりとタイムを残すことができました。そして第3走者の鈴木は、他大学に勝る素晴らしい走りを見せ、57秒台というトップクラスの好タイムを残すことに成功しました。
一方、女子団体の部、第1走者の安武は、あろうことかミスコースをしてしまい、第1ヒートでは順位がつきませんでした。続く第2走者の関川はジムカーナ初出場とは感じさせない思い切りの良い走りを見せました。午前の第1ヒートを終えて男子団体では4位、女子団体では順位がつかない結果となり、優勝するには午後の走行にて全体的なタイムアップが求められました。
そして迎えた午後の第2ヒート、男子第1走者の新関でしたが、思うようにタイムが伸びず、目標としていた58秒台にのせることはできませんでした。第2走者の清水も同様に、実力は出しきれたものの、午前の走行を終えてからの目標であった59秒台は達成できませんでした。それでも諦めずに第3走者の鈴木は午前を上回る渾身の魂の入った走りを見せ、チームを後押ししました。
女子団体の部においては、第1走者の安武が午前の走行での反省を活かし、1分8秒台という好タイムを残しました。第2走者の関川は、気負いすぎてブレーキングとハンドル操作が遅れ、タイムダウンの結果となりました。
競技を終えて、男子団体の部では団体5位入賞、女子団体の部では4位という結果となりました。また、男子個人では鈴木が堂々の3位表彰台に立つことができました。
本大会で目指していた優勝でありましたが、結果からは男子女子共にジムカーナスキルの底上げが必要とされる内容となりました。次戦以降も続くスピード競技にてより良い結果を残せるよう、本大会で得た反省点を活かし、本年度の年間スローガンである「一致団結」を重んじてこれからも努力して参る所存です。
今後とも変わらぬご支援、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。