2018.06.24

平成30年度 全関東学生ダートトライアル選手権大会

去る6月24日(日)に行われました平成30年度全関東学生ダートトライアル選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成30年6月24日(日)
開催場所:丸和オートランド那須(栃木県)

試合結果

男子団体の部 出場15校

順位 学校名 総合タイム
優勝 本塾 5分35秒87
準優勝 早稲田大学 5分37秒50
3位 中央大学 5分39秒45
4位 青山学院大学 5分41秒70
5位 千葉工業大学 5分48秒18
6位 法政大学 5分52秒99

男子個人の部 出場45名

順位 氏名 学校名 タイム
優勝 廣瀬 正典 中央 1分49秒71
準優勝 馬場 悠太朗 本塾 1分50秒56
3位 平川 慶一 早稲田 1分50秒74
4位 菊池 崚斗 青山学院 1分52秒00
5位 杉江 優 本塾 1分52秒60
6位 高橋 幸輝 本塾 1分52秒71

女子個人の部 出場9名

順位 氏名 学校名 タイム
優勝 城越 明日香 早稲田 2分00秒99
準優勝 安武 優希 本塾 2分01秒48
3位 平野 七実 法政 2分02秒92
4位 刺田 ゆりな 中央 2分05秒07
5位 久保田 凛 法政 2分06秒32
6位 西原 里佳子 聖心女子 2分14秒50

戦評

去る6月24日(日)、丸和オートランド那須に於いて平成30年度全関東学生ダートトライアル選手権大会が開催されました。

選手は選手選考を踏まえ、男子団体の部に高橋 幸輝(経4)、馬場 悠太朗(商4)、杉江 優(環4)、女子個人の部に安武 優希(理4)の布陣で試合に臨みました。
当日は最高気温28度で快晴と、部員と車両にとっては厳しい天候となりました。第1ヒート・第2ヒートともにドライ路面での走行となりました。
迎えた第1ヒート、男子団体の部第1走者として出走した高橋は、散水直後の難しい路面に対応しきれず、コーナーの入り口でスピンしてしまいました。しかし、その後の走行で巻き返し、他大学の第1走者と遜色ないタイムを残しました。続く第2走者の杉江は、ハーフウェットの路面に合わせ、落ち着いた走行をして確実にタイムを残しました。そして第3走者の馬場は昨年もダートトライアルに出場していた経験を活かし、午前を終えて全体で3位の好タイムを記録しました。

一方、女子個人の部の安武は、今年から導入した新しい試合車両のポテンシャルを十分に引き出し、女子全体で2位の好タイムを記録しました。

そして迎えた第2ヒート、気温はさらに上昇し、路面はハーフウェットからドライ路面へと変わりました。男子団体の部第1走者の高橋は、第1ヒート失敗というプレッシャーを感じさせない思い切った走りで、第1ヒートから11秒アップの素晴らしいタイムを記録しました。続く第2走者の杉江も、タイヤ選択が難しい中、的確な選択をして第1ヒートから4秒アップの好タイムを記録しました。そして第3走者の馬場は、このタイムで団体順位が決定するプレッシャーの中、ドライタイヤを選択し、その時点での全体トップタイムを記録しました。

女子個人の部の安武は、第1ヒートの走行を踏まえ、さらに攻め込んだ走りを見せますが、女子トップタイムまでは一歩及ばず女子全体では2位のタイムを記録しました。

競技を終えて、男子団体は4年ぶりに優勝することができました。また、男子個人の部では、馬場が準優勝、杉江が5位入賞、高橋が6位入賞、女子個人では安武が準優勝という、出場した選手全員が入賞する素晴らしい結果を収めることができました。

全関東ジムカーナで男子団体が悔しい結果となったばかりに、本大会にかける思いは大きいものでしたが、普段の練習の成果を十分に発揮した結果となりました。また、選手だけではなく、大会ではサポートに回った他の部員も本年のスローガンである「人事を尽くす」という下、各々ができる限りのことをし、チームの総合力で得た勝利でした。

次大会は8月上旬に控える全日本学生ダートトライアル選手権大会です。この結果に決して驕ることなく、常に謙虚な姿勢を持って準備をして参る所存です。

今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。