2013.10.14

第17回 関東学生対抗軽自動車6時間耐久レース

去る10月14日(月・祝)に行われました第17回関東学生対抗軽自動車6時間耐久レースの試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成25年10月14日(月・祝)
開催場所:スポーツランド信州(長野県)

試合結果

学生・加盟校の部 出場11校

順位 学校・チーム名 周回数
優勝 慶應義塾大学A 121
準優勝 早稲田大学A 119周
3位 専修大学A 117周
4位 防衛大学校A 110周
5位 立教大学A 104周

学生・一般の部 出場21チーム

順位 学校・チーム名 周回数
優勝 青山学院大学C 115周
準優勝 東海大学A 111周
3位 関東学院大学B 106周
リタイア 慶應義塾大学B 37周リタイア

【慶應義塾大学Aチーム】
ドライバー:関祐介(経4)、紺戸瑛介(経4)、渡辺美幸(看4)、戸田敬介(理3)、大崎悠悟(総3)
【慶應義塾大学Bチーム】
ドライバー:梁貴泰(法3)、桜庭彬生(理3)、清宮大(経2)、佐野勝也(理2)、村田知優(理2)、五十嵐将司(理2)

戦評

17回目を迎えた関東学生対抗軽自動車6時間耐久レースは、今年も長野県のスポーツランド信州にて開催されました。

学生の大会で唯一、混走のレース形式となるこの大会2連覇に向けて、試合車両ヴィヴィオの整備を入念に行い、スポーツランド信州での練習を重ねました。

当日は天候に恵まれ、午前8時よりレースがスタートしました。本塾は確実に6時間を完走することを目標に2台エントリーし、Aチームの関(経4)、Bチームの桜庭(理3)をスタートドライバーとして臨みました。

序盤、各チームが順位争いでしのぎを削る中、本塾のA・B両チームは順調に周回を重ねます。しかし、Bチームは2人目のドライバーの梁(法3)がまさかの転倒を起こし、無念のリタイアとなってしまいます。Bチームリタイアの動揺がチーム内に広がる中、Aチームは慎重にその後も周回を重ね、開始2時間を経過したところで単独トップに躍り出ます。中盤、他のチームがトラブル等で次々と順位を落としていく中、Aチームはトラブルもなくトップで安定した走行を続け、3時間経過時点で2位の早稲田に2周差をつけます。

ところが、いよいよ終盤を迎えたところで第5走者の戸田(理3)が走行中に後ろから周回遅れの車に追突され緊急ピットイン。一瞬ピットに緊張が走りますが、車両トラブルへの的確で素早い応急措置と判断により、すぐにピットアウトができ、早稲田と3周あったアドバンテージが2周にはなったものの、そのまま首位をキープします。そして、アンカーの紺戸(経4)がマシンを労わった堅実な走りを見せ、競技開始から6時間後トップを守り切って走り続けた本塾Aチームが栄光のチェッカーフラッグを受けてレース終了、歓喜の優勝で大会2連覇を成し遂げました。

今回の優勝は、監督とチーム員が一緒に立てた緻密な戦略のもと、チーム一丸となり、迅速なピット作業やドライバー同士の路面状況、車両状態の引継ぎといった連携が完璧にできたことで達成した、まさにチームプレーの賜物でした。

今季のスピード競技はこれで終了となりますが、ここでついた勢いをこの先のフィギュアの2戦につなげ、全日本総合杯優勝を目指して部員一同練習に励んでいく所存です。