平成25年度 全日本学生ジムカーナ選手権大会
去る8月24日(土)・25日(日)に行われました平成25年度全日本学生ジムカーナ選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。
記
開催日:平成25年8月24日(土)・25日(日)
開催場所:鈴鹿サーキット国際南コース(三重県)
試合結果
男子団体の部 出場35校
順位 | 学校名 | 総合タイム |
---|---|---|
優勝 | 本塾 | 4分21秒015 |
準優勝 | 駒沢大学 | 4分21秒497 |
3位 | 早稲田大学 | 4分23秒786 |
4位 | 明治大学 | 4分24秒197 |
5位 | 近畿大学 | 4分24秒442 |
6位 | 日本大学 | 4分25秒949 |
男子個人の部 出場105名
順位 | 氏名 | 学校名 | タイム |
---|---|---|---|
優勝 | 土田 秀幸 | 中央 | 1分22秒575 |
準優勝 | 五月女 敦 | 早稲田 | 1分23秒330 |
3位 | 関 祐介 | 本塾 | 1分23秒668 |
4位 | 角谷 徳人 | 駒沢 | 1分24秒065 |
5位 | 安部 太樹 | 駒沢 | 1分25秒331 |
6位 | 竹中 淳 | 立命館 | 1分25秒405 |
・ | ・ | ・ | ・ |
13位 | 戸田 敬介 | 本塾 | 1分27秒573 |
25位 | 紺戸 瑛介 | 本塾 | 1分29秒774 |
女子個人の部 出場12名
順位 | 氏名 | 学校名 | タイム |
---|---|---|---|
優勝 | 矢野 加奈子 | 立命館 | 1分32秒365 |
準優勝 | 岩脇 彩香 | 早稲田 | 1分33秒126 |
3位 | 田村 真理子 | 日本 | 1分34秒526 |
・ | ・ | ・ | ・ |
6位 | 渡辺 美幸 | 本塾 | 1分36秒823 |
戦評
本年度の全日本学生ジムカーナ選手権大会は、今年も鈴鹿サーキット国際南コースでの開催となりました。
イタリア半島でのサイドターン等の練習に加えて、鈴鹿や関越スポーツランドでのコース練習の機会を出来る限り設け、選手には関(経4)、紺戸(経4)、戸田(理3)の3名を選出しました。また、女子の渡辺美幸(看4)も個人戦に出場しました。試合車は全関東戦同様、ホンダEG6シビックを使用しました。
日曜日の決勝に先立ち、土曜日に予選が行われました。予選は各選手1本勝負で、各チーム選手3名の走行タイムの内上位2名の合計タイムにより競われます。予選結果の上位15校は決勝で各選手2本の走行機会が得られ(A決勝)、下位20校は決勝では各選手1本のみの走行機会(B決勝)となります。本塾はまずは順当に団体順位2位という位置につけてA決勝へ駒を進めました。
翌決勝当日、雨が降りしきる中、競技は開始されました。決勝は予選とは異なるコースで行われ、サイドターン等のテクニカルな要素が多く含まれた難易度の高いコースとなりました。
雨の影響でスピンやコースアウトする選手が続出する中、第一走者の紺戸は冷静にコースを攻め、他校にプレッシャーを与える走りを見せます。第二走者の戸田も果敢な攻めで好タイムを残します。第三走者の関もまずは記録を残すことに注力しつつも、エースらしく次々とサイドターンを正確にきめていく走りを見せ、午前を終えた時点で2位に約9秒差をつける団体1位となります。女子の部の渡辺は、こちらも他校の選手が雨により思うような走りができない中、丁寧な走りによって午前終了時点で個人1位となります。
午後は雨が止み、路面が乾いていくにつれ、各校の選手が徐々にタイムを伸ばしていきます。午後の走行では、紺戸は全開アタックを見せ、大幅なタイムアップかと思われましたが、コース終盤の水溜りでグリップを失いかけてタイムアップできません。戸田は午前よりも良い路面状態ということもあり、約1.5秒のタイムアップに成功します。ところが今大会ノーマークであった駒沢大学の第二、第三走者が驚異的な記録を次々に叩き出し、第三走者の関の出走直前の時点で本塾は団体順位を2位に落としてしまいます。勝敗は第三走者の関のタイム次第という状況となり、全てを託された関は無駄のないほぼ完璧な走りを見せます。その結果、本塾は2位に約0.5秒差をつけて逆転し、2年ぶりの男子団体優勝を手中に収めました。男子個人の部では関が3位入賞、戸田は13位、紺戸は25位でした。渡辺は、路面状況が良くなったことで更なる好タイムが期待されましたが、コース終盤でスリップし、女子の部個人6位で競技を終了しました。
今年度のジムカーナ、ダートトライアルの両スピード競技は本大会をもって終了となります。今年度は例年以上に入念な車両整備とともに強化練習を実施してきました。その成果を今大会で出せたことは、我々が積み上げてきた練習プロセスに間違いはなかったものとして来年以降にも継承していきたいと思います。
本年度の全日本戦は11月のフィギュアを残すだけとなりましたが、最終目標である全日本総合杯獲得に向けて、今後の練習、試合に全力で臨んで参る所存です。