2013.08.04

平成25年度 全日本学生ダートトライアル選手権大会

去る8月4日(日)に行われました平成25年度全日本学生ダートトライアル選手権大会の試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。


開催日:平成25年8月4日(日)
開催場所:丸和オートランド那須(栃木県)

試合結果

男子団体の部 出場19校

順位 学校名 総合タイム
優勝 日本大学 4分49秒649
準優勝 千葉工業大学 4分51秒081
3位 東海大学 4分51秒767
4位 本塾 4分52秒724
5位 広島大学 4分54秒018
6位 甲南大学 4分54秒037

男子個人の部 出場57名

順位 氏名 学校名 タイム
優勝 岡 翔太 甲南 1分33秒595
準優勝 奥村 大地 東海 1分34秒853
3位 多門 寛晃 千葉工業 1分35秒589
4位 関 祐介 本塾 1分35秒851
5位 中野 一輝 日本 1分36秒001
6位 渡部 哲成 日本 1分36秒087
16 戸田 敬介 本塾 1分37秒844
26 紺戸 瑛介 本塾 1分39秒029

女子個人の部 出場11名

順位 氏名 学校名 タイム
優勝 末岐 華穂 関西学院 1分47秒294
準優勝 田村 真理子 日本 1分47秒477
3位 沼田 あゆり 東海 1分47秒568
5位 渡辺 美幸 本塾 1分48秒274

戦評

本年度の全日本学生ダートトライアル選手権大会は、全関東戦と同様、丸和オートランド那須にて開催されました。選手には、こちらも全関東戦と同様に主将・関(経4)、主務・紺戸(経4)、戸田(理3)の3名を選出し、副将・渡辺美幸(看4)も女子個人戦に出場しました。

男子団体の部は、8位に終わった昨年の雪辱を果たすべく、また女子の渡辺も上位に食い込むべく、できる限りの練習機会を設けて試合に臨みました。

試合車は、男子はホンダDC2インテグラ、女子はホンダEG6シビックでした。

迎えた試合当日、快晴のもと競技は開始されました。

第一走者の紺戸は、慎重かつ安定した走りでしっかりと記録を残します。続く第二走者の戸田は、気合が入りすぎて第一コーナーで突っ込みすぎてしまい、スピンしかけて失速してしまいました。第三走者の関は、まずは記録を残すことに重点を置きつつも、メリハリのある走りによって午前終了時点で個人3位となり、本塾は団体も3位につけます。渡辺は慎重を期して1本目は手堅くまとめ、午前終了時点で女子個人6位につけます。

選手は昼休みの慣熟歩行を入念に行い午後の2本目に臨みました。第一走者の紺戸はタイムアップが期待されましたが、シフトミスによりバランスを崩して痛恨のスピンを犯してしまいタイムアップができませんでした。優勝戦線に残るために大幅なタイムアップが必至となった第二走者の戸田は、そのプレッシャーを跳ね除けて8秒近くタイムアップし、午後の第二走者の走行終了時点で本塾は団体順位を2位まで上げます。そして、第三走者の関はこれぞエースと言わんばかりの全開走行で、個人トップタイムを叩き出します。

しかし、その後の各校のエースドライバーが関を上回る好タイムを出したため、男子団体の部は優勝校とのタイム差が3秒08で4位という結果に終わりました。

男子個人の部では関が4位入賞、戸田は16位、紺戸は26位でした。一方、女子の渡辺は練習の成果をいかんなく発揮し、午前よりも6秒以上タイムアップに成功しましたが、他校も奮闘した結果、トップから1秒以内に5人が入るという大混戦となり、渡辺は個人5位に終わりました。

本大会は、エースの関の好タイムを生かしきれず、もう一歩のところで優勝を逃した非常に悔いの残る大会となりました。しかしながら着実にチームの実力は向上しています。 
8月下旬の全日本ジムカーナに向けてこの悔しさをエネルギーに換え、車両の整備など足元をしっかりと固め、選手の技術向上を図りつつ今年最後のスピード競技に部員全員一丸となって全力で臨む所存です。