2025.10.13

第28回関東学生対抗軽自動車6時間耐久レース 試合報告書

去る10月11日(土)、12日(日)に行われました第28回関東学生対抗軽自動車6時間耐久レースの試合結果につきまして、以下にご報告させて頂きます。

開催日:令和7年10月11日(土)、12日(日)

開催場所:スポーツランド信州 

○試合結果

(加盟校の部 出場13チーム)

順位チーム名周回数
優勝慶應義塾大学A148周
2位千葉工業大学136周
3位関東学院大学134周
4位法政大学133周
5位亜細亜大学A132周

(学生一般の部 出場7チーム)

順位チーム名周回数
優勝亜細亜大学B134周
2位慶應義塾大学B131周
3位千葉工業大学B130周
4位立教大学B103周
5位中央大学B47周
6位明治大学B47周

(OB・一般の部 出場15チーム)

順位チーム名周回数
優勝慶應義塾大学OB A163周
2位S.T.A.R.K163周
3位千葉工業大学 OB・ Bチーム163周
4位立教大学 OB・ Bチーム162周
5位日本スポーツカークラブ158周
12位慶應義塾大学D70週
失格慶應義塾大学C110周

○戦評 

去る 10 月 11 日・12 日、スポーツランド信州において第 28 回関東学生対抗軽自動車 6 時間耐久レースが開催されました。 本塾からは、1 日目の OB・一般の部に慶應義塾大学C・D チームの 2 チームが、2 日目の加盟校の部・学生一般の部に慶應義塾大学 A・B チームが参加し、計 4 チームの編成で臨みました。 昨年度の悔しさを晴らし、全部門での勝利を目指すとともに、新たな試みとしてチーム編成にも工夫を凝らし、部員一丸となって本大会へ挑みました。

1 日目、OB・一般の部に出場した C チームは我妻(経 1)、廣田(環 1)、東出(法 1)、新海(総 2)、松原(経 2)、村木(総 2)という下級生中心のフレッシュな布陣で臨みました。またD チームは、赤城(商 4)、西村(法 3)、進士(総 2)、石川(看 2)、表(環 1)という布陣で挑み、こちらは本塾としては初めての「女子部員を中心としたチーム」として編成しました。レースは序盤から激しい展開となりました。C チームは意欲的な走りを見せていましたが、痛恨の横転を喫しリタイアという無念の結果に終わりました。D チームも完走こそしましたが、電装系にトラブルが見られ、翌日試合に出すのは絶望的な状況でした。しかし、この絶望的な状況の中、諦める部員は誰一人としておらず、部員全員が総出で懸命な修復作業を行いました。「絶対に翌日のスタートラインに立てる」という執念のもと、全力の整備により車両は 2 台ともに奇跡的に復活を遂げました。

続く 2 日目、A チームは谷(商 4)、吉田(理 4)、柳(総 4)、牛奥(環 3)、梅村(理 2)、上野(経 3)という盤石の布陣・車で、昨年の雪辱を果たすべく加盟校の部へ挑みました。またB チームは井上(理 4)、永井(総 4)、泉(文 2)、小笠原(法 3)、野中(法 3)、重田(商 3)の布陣で、前日に蘇った車両とともに学生一般の部へ挑みました。A チームは、昨年の悔しさをバネに序盤から他大学を圧倒するペースで周回を重ねました。トラブルやアクシデントが多発する耐久レースにおいて、ドライバーの技術とピットワークの連携が冴えわたり、終わってみれば 2 位以下を大きく引き離す 148 周を記録。見事に優勝を果たし、2大会ぶりの優勝を果たしました。 一方の B チームは、満身創痍の車両を労りながらも攻めの走りを続けました。前日の横転の影響を感じさせない丁寧かつ熱い走りで車を繋ぎ、見事に 6 時間を走り切りました。結果は 131 周で堂々の 2 位入賞。リタイアの絶望から一夜にして表彰台へと駆け上がったこの結果は、部員の技術力と精神力の賜物でありました。今大会、A チームの優勝と B チームの奇跡的な復活劇は、日頃より積み上げたチームワークの賜物であると感じております。この経験と自信を糧に、今後の早慶戦においてもさらなる高みを目指して邁進する所存です。

最後に、この結果は部員全員の努力のみならず、整備を見守り支えてくださった監督・コーチ陣、OBOG 各位、並びに関係者の皆様の多大なるご協力の賜物であります。 今後とも、自動車部に変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます

慶應義塾體育會自動車部

主将 吉田航翼 

<当日お越しいただいた先輩方>

昭和49年卒 横田先輩

昭和51年卒 矢野先輩

昭和56年卒 永峰先輩

昭和54年  徳山会長

平成13年卒 吉田先輩

平成13年卒 白石先輩

平成25年卒 伊藤先輩

令和04年卒 坂田先輩

令和05年卒 渡邉先輩

令和05年卒 小野先輩

力石監督

政友副監督

木藤コーチ

紺戸コーチ

馬場コーチ

以上